今や1パチ専門店が出来るほど大人気となっている低貸しスタイル。その人気の波はパチンコだけでなくパチスロにも及び、多くの店で5スロや10スロといった低貸しスロットが賑わっています。
今回はそんな5スロに注目。5スロといえば何となく低設定放置な気もしますが、果たしてホールは高設定を入れてくれているのか。皆さんもその現状を知っておきたいと思います。
噂では5スロの設定状況は終わっているなど、あまりいい噂を聞かないです。また、高設定を入れていない店はなぜ5スロに高設定をいれないのか、その辺りの5スロ事情について紹介していきます。
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5スロの設定状況はどうなのか
5スロを打っていて皆さん気づいたことがあると思います。そう、高設定のような台があまり無い、ということ。となると「どの店も低設定ばかりなのか？」と疑問に思うこともあるでしょう。
結論から言うと5スロの設定状況はかなり厳しいです。一部の店舗を除き低設定のオンパレードでしょう。理由としては5スロは利益も低く、またそれなりに必要な経費もかかってきます。
20スロに比べると利益的に低くなってしまう。なので設定を入れにくいという状況になっており、低設定ばかりで放置…という状況になっているホールが多いです。
なので5円スロットには最新台などもなかなか入荷されませんよね？最新台を購入しても5スロではなかなか利益を取ることが難しい。なので20スロが新台のメインとなっている訳です。
しかし出来るだけ5スロでも高設定が入ってそうなホールで実践をしたいところ。ではどのようなお店で打てばいいのでしょうか？大きく分けると「一般的なパチンコ店」「低貸し専門店」と分けることができます。
通常のホールと低貸し専門店、どっちがおススメ？
基本的に一般的なホールに設置されているパチスロと言えば8割程度が20円スロットで、残り2割程度が5スロというような割合が多く5スロはあくまでもサブ的な存在になっています。
併設店ではこのような感じとなっていますが、対して低貸し専門店、5スロ専門店はその名の通り設置しているパチスロは全て5円スロット。人気機種やマニアックな台、さらには最新台も打つことが出来ます。
ではどちらが打ち手にとって勝ちやすいのかと言うと、その店の状況もあり一概には言えませんが、やはり5スロ専門店の方が有利に勝負できる事が多いと言われています。
理由は何といっても5スロだけで勝負している店だからです。20スロも設置している店では、あくまでメインは20円スロット。5スロはちょっと遊ばせる程度の扱いなので、低設定が多くなりがちになっています。
しかし5スロ専門店では当然主役は5スロ！5スロに高設定を入れない＝店全体に高設定が無いという事になってしまいます。そんな事になれば客は来ず店は閑古鳥が鳴くことに……
そうならない為に少なくとも見せ台として高設定を入れ「あの店は5スロ専門店だけど高設定も使ってる」と思わせる必要があります。5スロ専門店では5スロを打って本気で勝とうとする人が集まりやすく、5スロに高設定を入れてアピールする必要がある。
対して20スロとの併設店では20スロでお金を使い過ぎた人や、暇つぶしに5スロを打ってみようと思って遊戯する人が多い。このように2種類の店舗では客層も大きく変わってきます。
またスロット専門店もおすすめ。スロット専門店も20スロと5スロで分かれているケースが多いですが、スロ専の場合は5スロの設置台数も多くなりがちです。
その為にある程度設定を入れているケースもありますので、どちらかというとスロット専門店の方がいいかもしれません。低貸し専門店と同じような感じですね。
必ずしも低貸し専門店が優秀とは限らない
流石に低貸し専門店や5スロ専門店では5スロを専門に扱っているだけあって併設店よりは優秀な事が多い5スロ専門店ですが、全ての店が高設定を使っているかと言うとそういう訳ではありません。
まず5スロは20スロに比べ単純に考えると投資スピードが1/4になるので、当然店の売り上げは20スロよりも落ちてしまいます。そんな状況でも稼働率が高ければ補っていけるのですが、客付きがいまいちだと利益を考えた時、高設定が使えない状況に。
客が付かない→高設定を入れられない→高設定が無いので客が減る→さらに設定を落とす。この恐ろしいデスループに陥ってしまう事があります。まさに負の連鎖ですね。
さらに最近の機種で厄介なのが設定示唆演出です。これは「この演出が出れば設定〇〇以上確定」と言ったものなのですが、一見するとその演出が出なかったら設定1の可能性が上がり、ホールは高設定を使わざる得ない状況になるようにも思えます。
しかし最近の機種に良くあるのが「設定2以上確定」という微妙な示唆。つまり全台設定2にしても、高設定を匂わすことが出来ます。なので「設定2以上確定演出が出た」と思っても設定2ばかりで構成してたりもします。
低貸しで優良店の基準とは
低貸し専門店でどのような店が優良店なのかと言うと、兎にも角にもまずはお客さんが多い店である事！打つ側としては空いている店で好きな台をゆったり打ちたい気分にもなります。
しかしココは客付きが良いホールを選んでおきたいところです。お客さんが多いという事は店の利益率も上がるという事。「お客が増える→利益が出る→高設定が使う余裕が出来る→さらにお客が増える」
先ほど紹介したデスループと真逆の状態になり、稼働率が高くなる＝高設定の台数が増えると考えても良いと思います。また、稼働率が高くなれば天井近くの台や、美味しいゾーンが拾える場合も……
そういった点でも稼働率の高さは打ち手を有利にしてくれます。ただ、お客さんが多いのはいいのですが、多すぎると立ち回りにも影響してきますので、この辺りは考慮しておきたいですね。
次に大事なのは設定変更が頻繁に行われているかどうか。最近の台は朝一ランプなどで簡単に設定変更を見抜けたりしますが、年中設定据え置きの台が目立つ店は微妙です。
普通に考えて設定6を一年中放置するなんてことはあり得ませんから…恐らく設定1を永久据え置き…という営業をしてそうですが、このようなホールは「天井狙い」で有効だったりもしますが、基本は設定をいじっているホールの方がいいでしょう。
最後に注目しておきたいのがジャグラーなどAタイプの扱いです。AT機はいわゆる「事故」が起きると低設定でも一撃数千枚くらいなら出てしまいます。なので出玉データを見ただけではあまり参考になりません。
そこでパッと見ただけでおおよその見当がつくAタイプに注目します。もちろん引き次第で多少のブレはありますが、ボーナス合算やれREG回数などからある程度の設定を推測できます。
Aタイプの台に高設定のようなデータがあるホールだと優良店の可能性が高くなります。「この店が高設定を使っているか全くわからない！」そういう時はAタイプのデータに注目して見ましょう。
＜優良店探しについて＞
パチンコやパチスロ優良店の見分け方、探し方はどうする？
お店選びは一番重要！
最初にも少し触れましたが5スロと聞くとどうしても低設定のイメージが強いと思います。ホールの出玉状況を見るときに、わざわざ5スロが出てるかチェックする人も少ないので仕方ないのですが……
しかし5スロにも高設定を使っている店は当然あります！データや挙動で高設定っぽい台を見かける事もあれば、高設定示唆の演出を見かける事も。
高設定が入るかどうかは店のやる気次第なのですが、やはり大型店でスロット専門店の5スロコーナーなど、5スロを多く導入しているホールに高設定は多く見られます。
また併設店でも稼働率の良い大型店では20スロや4円パチンコで利益が出るので、暇つぶしで打っている人や「最初は低貸しで」というパチスロ初心者の為にも先行投資的な意味（5スロで良い思いをさせて20スロで刈り取る感じ）で高設定を入れている事があります。
もちろん小規模なホールでも高設定を使っている店はあるので、その辺りはホールを回って高設定を使っている店を探しましょう。ホールを回って出玉状況を調べるのが面倒な場合は、サイトセブンを活用すればいいです。
＜ホールのデータチェック＞
→データロボサイトセブン公式サイト
ただ単に「大量設置しているから」や「空いているから」という理由で店を選ぶと、5スロで勝つのは20スロで勝つよりハードルが高くなってしまいます。
本音は20スロを打ってもらいたい！？
最近の1パチ・4パチ併設店を見てみると、ほとんどのホールで1パチの方が稼働率が高い状況になっています。ガラガラの4パチコーナーを見ていると「こんなに空いてるならもっと1パチ増やせばいいのに」と思いますよね。
それでも1パチが4パチの台数を上回っている店はほとんどありません。理由は単純に利益が減ってしまうからです。1パチが4台稼働するのと4パチが1台稼働するのは、同じような利益が期待できます。
スロットもこれと同じようにホールとしては5スロより20スロの方が利益に期待できるので、需要があるの為5スロコーナーは作っていますが出来れば20スロを打ってもらいたいというのが本音です。
なので「5スロに高設定を入れて20スロから客が離れたら困る」と言う理由で、5スロに高設定を使っていない店が存在するのも現実です。
まとめ
5スロの設定について紹介してきましたが、結論を言ってしまえば専門店も併設店も一長一短。全てはホールのやる気次第といった感じです。とにかく優良店が見つかるまではラン&ガン作戦！
多くの店舗を回って5スロの状況をチェックしていきましょう。また設定が入らない理由は主に利益面が大きいですが、低設定でも遊び感覚で打つという人が多いのも理由の一つでしょう。
5スロに設定が入りにくいもう一つの大きな理由は客層の違いも関係しています。最近のスロットはアニメのタイアップ台が多く登場しており、昔と比べて客層もかなり変わってきました。
低設定でも高設定でも稼働率が変わらないなら、当然ホールは低設定を選択してしまいます。
私の個人的な意見としては、設定が入っているホールの特徴として、5スロ専門店か併設店かよりも、店舗全体の規模（台数）が重要になっているイメージが強いです。
