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パチスロで筐体とは何を指しているのか?

パチスロに興味がある方なら「筐体」って言葉を聞いたことありますか?一度は耳にしたことがあると思いますが、イメージ的にゲームセンターのゲーム機を想像する人が多いと思います。

 

が、パチスロ台も「筐体」に分類されているんですよ。今回はパチスロ筐体についての解説とおすすめメーカーの筐体を紹介しています。

 

言葉の意味を知らない人でも、この記事を読めばパチスロ台の仕組みが分かります。ぜひ読んでくださいね。

 

パチスロの筐体とは何を意味する?

パチスロの筐体とは「機械類を収める箱型の容器」をいいます。単純に言えば「台枠」を指すと思って良いです。車で言えばボディの外装、本なら表紙、シュークリームなら外の皮ですw

 

最初にユーザーが見ることになる外観なので、思わず「打ちたい!」と思える見た目・派手さが筐体に求められています。例えば操作方法がややこしそう…というような筐体よりも見た目操作しやすそうな印象を受ける筐体の方がいいでしょう。

 

また液晶モニター、レバー、ストップボタン、下皿などさまざまなパーツを収める器なので頑丈さも大事となりますね。イラっとした方が台パンをしてすぐに壊れるような筐体ならダメでしょう。

 

筐体はメーカーによって異なる

現在ではメーカーごとに異なるパチスロ筐体が使われています。但し、筐体はあくまでも「パーツを収める容器」なので、同じメーカーや子会社などの機種は流用されることが多いです。

 

一度開発した筐体を使いまわし可能にすることでメリットがあります。例えばメーカーにとって開発費用の削減になりますし、ホールは盤面、配線を取り替えて新機種を導入可能。

 

外側を交換可能にすれば費用を抑えられるってことですね。スロッターにとってもホールが売上を大回収しなくて済むのでメリットといえます。

 

パチンコ店では導入が多いサミー、ユニバ、北電子(ジャグラー)など有名メーカーの筐体は、ホールで見る機会も多く印象的な作りとなっていますよね。

 

特徴的な見た目の台枠は「○○メーカーの機種だから打ってみよう」とユーザーに意識される目印となり、コアなファンを作ることにも役立っています。

 

慣れると遊技に違和感を感じることも

筐体によってレバー、メダル投入口、ストップボタンの配置が異なります。そのため一度も打ったことが無い筐体などを触った時、若干の違和感を感じる場合が多いですね。

 

人によっては「○○の台はレバーが固くて打ちにくいけど××の台は叩き心地が良い」って感じで、遊ぶときの快適さに結構な差が出ます。

 

ストレスを感じるとペナルティ打ちをしてしまうリスクも上がり、勝ち目も低くなってしまうかもしれません。できるだけ自分にとって打ちやすい筐体を選ぶのもいいでしょう。

 

また、もちろん筐体は人によって合う合わないハッキリ分かれます。目安は、レバーを叩きやすいか、ボタンを押しやすいかです(両者の距離間も結構重要)

 

人によってかなり異なるので、実際に打ってみて良さそうな台を探してみましょう。

 

昔の筐体は不便な面もあった

昔の筐体の不便だった面が良くなって、今の快適なスロットがあります。たとえばMAXベットボタンは3号機の「ミラクル」という台から登場し、それまで1枚1枚メダルを入れていた面倒さを解消しました。

現在のスロットは操作面で完成したと言われているので、画面のキレイさの向上、派手な役物、音響の改善などが進められています。今ある不便、物足りない面も、時代の変化によって良くなっていくのでしょうね。

 

もちろんスロットの中には昔から大きく変わっていない筐体もあります。古臭い筐体の方が好きってスロッターもいますからねw(ご年配の方とか)

 

ジャグラー、ハナハナシリーズの筐体は派手な装飾、仕組みが必要ないので、4号機以降から同じようなデザインを採用していたりします。

 

馴染みやすい、派手じゃない見た目の台はこれからも存在し続けるでしょう。

 

個人的に打ちやすいと思う筐体

ここまでパチスロ筐体について解説しましたが、ここでは個人的におすすめの筐体を紹介します。

 

大都:番長3筐体

現行6号機「HEY!鏡」でも使われている筐体です。レバーとボタンの距離が丁度イイのが特徴です。台枠は非常にシンプルながら、メイン液晶と別にサブ液晶も設置可能と迫力十分です。

 

打ち手にとってはレバーとボタンの距離感が絶妙な配置なので長時間打っても疲れにくい台といえます。ただし、メダル投入口は結構引っ掛かりを覚える仕様なので注意です。

 

平和:アタックビジョン筐体

初代ガルパン、戦国乙女2などで使われている筐体です。大画面液晶、下パネル押しボタン「アタックビジョン」が特徴で、大音響スピーカーによる迫力の演出も好評といえるでしょう。

 

下皿が超優秀となっているのが特徴で、下皿が2,000枚まで収納可能と大きく、メダルを触って出玉感を味わえるのがイイです。5号機メインで使われた筐体なので、大量出玉時に興奮できます。

 

ベット、レバー、ボタンの打ち心地も悪くありません。クレジットランプは液晶表示を確認するのが良いです。

 

ユニバ:バズーカ筐体

ユニバの人気5号機で多く使われた筐体です。スピーカーから発する重低音のうるささで有名な台?ですが頑丈さも大きな特徴といえます。

 

バジ2、絆、凱旋やハーデスと長期稼働していた人気機種が多数ありますが、レバーが壊れたor不調、ボタンが効きにくいという台はほとんど見ませんでした。

 

絆は検定延長もあり撤去間際は壊れている台も見ましたがw「強打しても壊れない」「アツイ時に存分に叩ける」ってスロッターなら安心要素です。

 

人気機種を支えた、完成度の高い筐体といえますね。ちなみにバズーカ筐体とはユニバのバジ2から採用された合計6スピーカー搭載の筐体です。

 

台表面の5つのスピーカーがメイン音響で、内部に1つ搭載された大型スピーカーが振動、低音ウーハーを効果的に出します。

 

この内部スピーカーの音量が凄まじく、当時は台が設置されたシマだけ飛びぬけた爆音で目立ってました。バジ2はもちろん、鬼の城も「あの台当たってる!」と遠くから分かるくらいですw

 

中古で購入することも可能

パチスロ機種は中古で購入することが可能です。また、ネットショップ、オークションではスロット台の他に筐体パーツそれぞれを購入できます。

 

台枠のみ、リールと液晶のセット、基盤と液晶のセットなど「バラ売り」みたいな販売を行う業者もありますね。パチスロは家庭用電源でも稼働できるようなっています。気になる人は購入してはいかがでしょうか。

 

また筐体パネルなども購入できます。筐体パネルは台下部の機種タイトルなどが書かれている場所を言います。パチスロは基本的に液晶とリールを見ながら遊ぶので、打ち手にとって目立たない部分です。

 

しかし、一部機種では演出の役割を果たしているので注目しましょう。代表的なのはパネル消灯、点滅演出があります。多くの機種ではチャンス演出(大当たり濃厚のケースも多い)となっています。

 

また、平和「アタックビジョン枠」は下パネル自体が大型液晶のため多彩な演出を行っています。弱虫ペダルでは次回モード示唆、南国物語では連チャン期待度を示すなど、知らないと損って場合もありますよ。

 

ちなみに筐体は重い・・・

一般的なパチスロ実機の重さは「30㎏~45㎏」です。台枠、リールの重さは機種によっての差が少ないため、役物、ギミックが全体の重さを結構左右します。

 

先に紹介したアタックビジョン筐体、バズーカ筐体は仕組みが複雑な分50㎏近い重さです。逆に複雑な仕組みを搭載していないジャグラー、ハナハナシリーズは40㎏以内となっています。

 

まとめ

パチスロ筐体はメーカーによって打ちやすさに差があります。自分の打ちやすいタイプを探しましょう。レバーの固さ、ボタンの押しやすさなど長時間打っていてストレスを感じにくい台がおすすめです。

 

今回の記事ではおすすめ筐体を3つ紹介しましたが、他のメーカーの筐体もスロッターを考えて設計されているので十分打ちやすいです。

 

いろいろな台を打ってみて自分にピッタリな筐体を見つけてみましょう!