パチンコは楽しいですね。気分転換に打ちに行ってもいいですし、また真剣勝負!ということで毎回遊びではなく常に勝ちたい!と思っている人もいるでしょう。
しかしパチンコはなかなか勝てないものですよね。負け続けると1パチなどでも結構な額となりますし、4円パチンコなどですと数十万円軽く負けることもあります。
そこで少しでも勝率をアップする為にはやはり「台選び」というのが一つのポイントになってきます。それほど台選びというのは大切なもので、長期的に見ればかなりの差が出てきます。
パチンコの経験が少ない方、またパチンコを打ってもなかなか良い結果がでない…いう方は台選びが間違っている可能性があります。(偉そうなこと得いませんが 汗)
今回はパチンコの台選びについて詳しく書いてみましたので、正しい台の選び方を学んで、少しでも勝つ知識を身につけましょう!
Contents
パチンコの台選びで一番重要なことは?
パチンコを打つうえで一番重要なのはやはり釘です。何で釘なのか?といいますとパチンコ用語に「ボーダーライン」という言葉があると思いますがご存知でしょうか?
ボーダーラインとは色々な意味がありますが単純に訳すと「境界線」「境目」という意味がありますが、パチンコでも意味はとても似ていまして、簡単に表すと「その台のプラスマイナスのライン」という意味です。
基本的には1000円辺りの回転数を指しています。良くパチンコ情報サイトで「ボーダーライン:21」とかいう記載があるのをご存知でしょうか?
つまり、ボーダー20と書かれている場合は「1000円で21回転回ればプラスマイナス0」という意味になります。ということは、このボーダーラインよりも上の回転数の台を打たなくては長期的に見ると勝つことは難しいのです。
つまり、パチンコの台選びの基準は「ボーダーライン以上の台」を選ぶ、これが重要となります。最低でもボーダーよりも3回転以上は回る台を見つけて打ちたい所です。
回る台でも負けるけど?
ではボーダーライン以上の台を打つと常に勝つことはできるのか?気になりますよね?いつも勝つことができるのならパチプロになれます!しかし現実はそう甘くありません。
「勝つ時もあれば負ける時もある」というのが答えとなります。なぜいつも勝てないのか?それは確率が関係しています。パチンコ台には大当たり確率というのがありますよね?
1/319とか1/99とかのタイプの台って結構多いと思います。例えば毎回確率通りに当たっているのであれば、基本的にボーダー以上の台を打てばいつも勝つことが出来るでしょう。
しかし確率というのは偏ります。ですので短期間ですと1/319の初当り確率が1/220とか1/420などになったりする場合もあるので、勝ったり負けたりを繰り返すのです。
ですがこれが長期間のデータになれば収支的にはプラスになります。それはパチンコ台を打てば打つほど確率は収束するので、ボーダーライン以上の台を打ち続ければ勝つことができるのです。
短い期間で観れば「ほーら、回転数なんて関係ないじゃん!」となりますが、これが長い期間となると「やっぱり回転数が大切!」という結果となります。
ですのでパチプロでも毎日勝つことは出来ません。負ける時は負けます。
ボーダー以上の台でも注意が必要
気をつけたいのはボーダーラインを超えている台があっても、釘次第ではその台のボーダーラインが発表している値よりも悪くなるということです。
例えば大当たり中の獲得出玉を抑える為に、釘調整で1回の当りの平均獲得個数が1500玉の台を1420個にするとか、スルーを削って確率変動中や時短中に持ち玉を減らすような釘調整にしている場合があります。
このような場合ですとボーダーが20と記載があっても、実際はボーダー21とか22などになりますので、このような細かい所までチェックをしないといけないのです。
パチプロはこの辺りも理解しており、止め打ちなどで持ち玉を増やしたり現状をキープなどテクニックをパチンコを駆使して打っています。また換金率も関係します。
実際出玉をお金に変える場合様々な換金率がありますが、例えば等価交換(25玉=100円)と28玉交換(28玉=100円)があるとします。この場合前者がボーダー20の場合、後者はボーダー20.5とかになったりします。
基本換金率別にボーダーを記載しているケースがほとんどですが、換金率によってもボーダーラインが変化しますので注意が必要となります。
良く回る台を見つける方法とは
パチンコでの台選びは「良く回る台」が重要だとご説明しました。では良く回る台を見つける方法はどうしたらいいのか?ボーダーライン以上回るような台を見つけるのは苦労します。
釘を読む力があれば分かるかもしれませんが、なかなか釘を読むのって難しいでしょう。そこでおすすめなのが「試し打ち」をすることです。気になった台を1台ずつ打っていく作戦ですね。
ですが1000円だけ打って他の台へ移動…というのはあまりオススメできません。っていうのはパチンコ台もパチスロのように「ムラ」というのがあります。
例えばパチスロを打っていると1000円で50回転回ることもあれば、1000円使って20回転しか回らないことだってありますよね?パチンコも似ていて、例え良い釘調整でも1000円ではなかなか判断ができません。
じゃあいくらぐらい打てばいいのか?と言われると答えはなかなか難しいです。極端に回らない台であれば、すぐに移動するのもアリだと思いますが、中途半端に回る台ですと、ある程度は回しておきたいという感じです。
この辺りに関しては打ちながら様子を見る…という感じにしておきたいですね。ボーダー以上回らないような台であれば、すぐに見切ってもいいかもしれません。
人が打っている台で様子見
これはトラブルになったりする可能性があるので、あまりお勧めできませんが他人の台をチェックする方法です。例えば1000円使った時の回転数をデータランプなどよりチェック。
すると大体ですが1000円辺りの回転数が判別できると思います。自分が打っている台の後ろなど、パチンコ台のガラス越しに見るのはいいかもしれませんが、張り付きなどマナー破りをする行為は絶対にやめましょう。
看板機種などに絞る
比較的力を入れているような機種(看板機種)は他の台よりかは回るようにしているホールも多いです。もしくは新台入れ替えなど新機種は釘を甘くしている場合もあります。
このように適当に台を選ぶのではなく、力を入れそうな台に絞って打てば、リスクをある程度減らすことができますのでお勧めです。旧イベント日などにアリですね。
朝一の初当りで判断!?
これはサイトセブンというサービスを使った方法となりますが、回る台を見つける方法として、朝一の初当りで回転数を調べる方法などもあります。
但し正確な方法ではなく、ある程度の予測しかできないので注意しましょう。
<詳細>
優良店を探して良い台を掴む
パチンコも出るお店や出ないお店など分かれています。パチンコを打つ人から色々と話を聞く機会があると思いますが「あの店はまあまあ出ている」「この店は全くダメ」など聞きませんか?
このようにパチンコも出玉に期待できるお店と期待できないお店があり、平日も期待できるお店、旧イベント時など特定の日のみ力を入れるなど、ホールによって出玉状況は異なります。
では出玉状況が良いお店を見つける方法は?となるとまずは自分の足で様々なホールをチェックすること。これが一番いいでしょう。自分の目で出玉を見れますので。
また時間がない、面倒と思っている人は「サイトセブン」がいいですね。サイトセブンという出玉情報サービスを使って、ホールの出玉を調べることができます。
例えば「この地域の優良店を探そう」と思えば登録しているホールの出玉をチェックするだけである程度状況が分かりますし、どれだけ稼働しているか?なども調べることができます。
他にも「今日は新装開店だが新台のパチンコは出ているか?」とか「このホールは5のつく日が旧イベント日だから出玉はどうか?」など、力を入れている日を見つける為に活用できたりもします。
稼働率が良い場合は釘調整なども良い場合もあるので、平日よりお客さんが多いお店などは調べておいた方がいいかもしれません。
慣れてくれば釘を見よう
完璧に釘を見れるのが一番理想です。しかしぱっと釘を見ただけで回転数を判断するのは難しいでしょう。なので「この台回るかもしれない」とこのようなレベルでいいですので、出来るだけ回りそうな台を予想してみるといいでしょう。
釘のポイントとして最初に見るのは玉を入れるヘソの釘。ここがガチガチにされていたのでは当たる当たらない以前に回りませんよね。釘調整されやすい箇所なので、必ずチェックするようにしましょう。
ヘソ釘はまだ簡単(難しいですが)に見分けることができるともいわれています。ただしヘソ釘が閉められていなければ安心という訳でもありません。ヘソへ向かうまでの道のりも注意が必要。
ヘソ釘ほど頻繁に変わる様な物でもありませんが、風車周りと道釘この2つはチェックしておきましょう。特に風車がヘソ寄りに向いてしまっている場合。
ヘソに入るかどうか以前に玉が左側へ流れてしまい、ヘソの方へあまり転がってきません。道釘も同じく途中の間隔が広いとそこで球が落ちてしまい、ヘソの周りまでくる玉が減ってしまいます。
他にもジャンプ釘など色々と調整される個所はありますがとりあえずヘソ・風車・道。この3つを重点的にチェックしましょう。
スルーやアタッカー周りもチェック
最近の台はヘソと電チューで振り分けの違う台がメインになっており、ボーナス中や時短中に右打ちする台が多くなっています。通常時に凄くよく回るからとウキウキしていて、いざ当たって右打ちしたら悲惨な事になっていたという事も。
スルーが閉められてしまうと当然電チューは開きません。右打ちの場合はヘソに入る事もありません。そしてそれに追い打ちをかけるのが最近はやりのロングST機!
100回以上のST機も珍しくなく、スルーがガチガチだと買い足しながら打つことになってしまいます。私もこのケースで痛い目にあった経験があり、その時は初当たり後STスルーで出玉は400発程度。
しかしスルーで削られその400発は消えてなくなっていました。当たったのに実質出玉なし。(むしろ買い足した分マイナス)
こんな事にならない為にも電チュー1個返しの台でない限り、右のスルーもしっかりチェックを忘れずに!そしてもう1つ気を付けたいのがアタッカー周り。ここが閉められると出玉が削られてしまいます。
そうなると画面表示されている出玉と実際の出玉に差があり過ぎて、連荘しているのにイライラする事も。終始にも直結するので閉められていないかチェックするようにしましょう。
寝かせについて
釘と同じく注目してもらいたいのが台の寝かせ。ひと昔前は台の角をハンマーのようなものでガンガン叩き、寝かせを変えてたりしていましたが、現在は簡単に寝かせを変える器具もあるようです。(その為昔は台の角がぼこぼこにへこんだりしていました)
簡単に変えれるという事は店側もいじりやすいという事。最近は天龍をはじめとした一発台が多く登場し、この寝かせが非常に重要なポイントになっています。
もちろん普通のデジパチにとっても大切なポイントで、寝かせる角度が多きければムラが少なく安定し、直角に近づけば玉が暴れてムラが出るといわれています。
これはパチンコ台のステージが大きくかかわっており、寝かせの角度が大きいとステージに乗った球が長時間ゆらゆらし、ヘソへ向かう奥の穴に入りやすいからというもの。
逆に直角に近いと球はステージの上で粘らず、すぐに下へと転がってしまいます。
根拠のある台選びをしよう
パチンコで多いのがオカルト理論です。例えばハマり台=確率が収束して出やすくなるのでは?というオカルトもあります。「この台はかなりハマってるからそろそろ連荘しそう」こう考える人はかなり多いと思います。
例えば2台パチンコ台があるとします。
- 総回転数1000回転、大当たり20回で15連チャン後、1000円で23回転
- 総回転数1000回転、大当たり1回、1000円で20回転
2台どちらの台を選べばいいのか?答えはもちろん1000円で23回転回っている方です。大連荘した後はなんとなく出がらしになってる気になって、触りたく無かったりしますよね。(笑)
確かにスロットの場合天井の用意されている機種が多く、その恩恵で大ハマり後に大爆発する事も。ですがパチンコには天井も無く、毎回完全抽選されています。
箱の中に99個のハズレと1個の当たりがあり、50回連続で外れたからといって、箱の中身が1/50で当たりになる訳ではありません。
1回転回すたびに新しい箱が用意され毎回1/100を引かされています。もちろん何百年と稼働し続ければ確率も収束すると思いますが、1日や1週間程度のスパンでは収束させる事は難しいです。
319分の1のように分母が大きくなれば尚更の事。ですのでハマり台=連荘しそうという考えは捨てた方が良いですね。
データカウンターの活用方法は?
昔はデータカウンターといえばボーナス回数が表示されるだけのような物でしたが、現在のデータロボは昔と比べかなり優秀に作られているのはご存知でしょうか?
過去10回のハマり回数や前日、前々日のデータなど、様々な情報を得る事ができます。朝一でホールに行った際、1番最初に注目するのは前日と前々日のデータ。
周りが30回40回と当たっているのに2回や3回程度の当たりしかない台は、前日まで回らなかった可能性が高いです。頻繁に台の調整をしている様な店なら、何かしら手を加えて回るようにしてくれているかも知れません。
しかし数日間当たり回数が一桁の台は放置されている可能性が非常に高いので、出来るだけ当たり回数の多い台を探します。釘が据え置きされている可能性がある為ですね。
次に注目するのが確変回数。総当たり回数と確変回数が同じ場合、前日の朝一番に即当たりを引いて大連荘し、回らないからと即ヤメされた可能性もあります。
なので通常ゲームの総回転数もチェックをするようにしましょう。また朝一ではなく昼頃にホールへ行く時は、さらにデータカウンターが役に立ちます。
分かりやすいのが当たり回数0で数百回回されている台!差玉が表示されるデータカウンターなら、回転数とマイナス出玉を照らし合わせて1000円あたりの回転数が分かります。
計算はいたって簡単。500回転で当たり無し。マイナス出玉が5000発だとしたら5000発=20000円、20000円で500回転=1000円あたり25回転。このように計算して1000円あたりの回転数を調べてみましょう。
好不調の波みたいなものも分かる?
データカウンターには出玉をグラフで表している物も多く「なんとなくよく当たっているから好調なのかな?」「全然あたってないから不調なのかな?」など、その程度の好不調の波を知ることは出来ます。
例えばこれがスロットであれば「〇〇ゲームでの解除が多いから高設定っぽい」と好調か推測できますが、今のところパチンコは「ハマっているからこの台は悪い台!」「いっぱい当たっているから良い台!」という訳ではありません。
1000ハマった後にハマりなく連荘するかもしれないですし、連荘してても急に1000ハマるかもしれないのがパチンコ。データグラフの形が良いからといって、その台が1日中好調だとは限りません。
ですが自分だけの好不調の波を作ったりして、オカルトっぽい考えで楽しむのはアリだと思います。海物語を打っているお年寄りは自分だけのオカルトを持っている方も多く、よく「〇〇ゲームは魚群が出やすい狙い目」など話を聞きます。
データや釘を見て台を選ぶのとはまた少し違った楽しみがあるかもしれません。但し、最近は「設定付きパチンコ」が増えてきましたので、スロットのように設定を読んで打つ、という流れに今後はパチンコもなってくるかもしれません。
その場合は初当り確率などをチェックしないといけません。ですが現状は設定付きパチンコに関しては、設定1(一番低い設定)がほとんどで、やはりパチンコは今でも釘を重視している人が多いようです。
まとめ
今回紹介したように、パチンコは当てる前に当たる可能性が高い台を探す事が大事になります。当たる可能性が高いということは、良く回る台ということですね。
少しでも良く回る台を選ぶことがパチンコの台選びのコツとなります。同じ機種であればどの台も当たる確率は同じですが、1000円で抽選を受けれる回数は釘や寝かせによって変ってくる事に。
少しでも抽選を多く受ける為にも、データカウンターや釘などをしっかりチェックし、勝率もアップさせて勝負しましょう。またサイトセブンなどを活用してデータを収集してみましょう。
優良店などを探して出来るだけ良い条件でパチンコを打ってみたいものですね。