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甘デジに天井はあるのか?狙いはハマリ台がベスト?

甘デジで不可解な2倍ハマり・3倍ハマり……甘デジでハマりが深くなると「パチンコにも天井があればなぁ……」と思う事がありますよね。特にパチスロを打っている人ならそう思うことが多いはず。

 

普段スロットを全く打たない人にはピンと来ないかもしれませんが、ノーマルAタイプなど一部を除くパチスロの多くの機種には「天井機能」があります。

 

<詳しくはこちら>
パチスロの天井とは?天井狙いの方法も分かりやすく書いてみた!

 

一種の救済措置で機種ごとに設定された規定ゲーム数に達すると、強制的に当たりフラグが立つシステムになります。このシステムがあればパチンコでハマっていても「あと〇〇回転回せばとりあえず現金投資は止まる」と安心できるでしょう。

 

では実際甘デジをはじめパチンコに天井は存在するのか紹介していきます。

 

甘デジやパチンコは天井機能が存在しない

結論から言うと、2020年3月現在パチンコには天井機能は存在しません。甘デジと言うくらいだから、天井などもありスペック的に甘い設定の機種かと思うかもしれません。

 

しかし初当りの確率が1/99程度と軽く設定されているだけであって、天井はなく普通のパチンコ機種と変わりません。また、ハマリ台はすぐに当たるような気もしますよね?

 

ハマり台を狙って打つのは間違いだが…

大ハマりしている台を見つけるとつい「これだけハマってるならそろそろ当たりが……」と思うかもしれません。例えば1/99の甘デジで500回転も大当たりがない状態で放置されているのであれば、そろそろ当たりそう……と思ってもおかしくないでしょう。

 

ですがパチンコには天井が無いので、500回転ハマっていようが1000回転ハマっていようが2000回転ハマっていようが、ハマり台を狙って打っても何の得も無いのが現実です。

 

ただ「ハマっている台=当たりやすいかもしれない」と思うのは間違いですが、オカルト的な話ではなく釘調整やボーダーラインなど、現実的な事を考えて打つ分にはハマり台を狙うのは間違いではありません。

 

稼働率が100%近いような状況や超人気の新台でなければ「ハマり台=ある程度回るから粘った」と考えられます。誰だって1000円で15回転ほどしか回らない台で、1000回転やそれ以上ハマるまで打つ人はいませんよね?

 

大ハマりしているのに打っている人の中には「全く当たらなくてイライラするけど回るからやめれない」という意見をネット上でよく見かけます。

 

なので「大ハマり台=釘は良い台」という場合も結構あるので、ハマり台は無抽選?などオカルトを信じない人であれば、大ハマり台を狙ってみるのもおススメです。

 

ただしハマり台を見つけて打っていると、驚きでたまに後ろを通りかかった人にデータカウンターを指さされたり、なんだか可哀想な目で見られることがあるのである程度の強いメンタルは必要です(笑)

 

設定付きパチンコにも天井はないの?

最近のパチンコに設定付きが増えてきているのは皆さん知っていると思います。パチスロと同じで6段階の設定がパチンコにも搭載されている機種がありますね。

 

最初にこの話を聞いたとき「スロットと同じく設定があるのだから天井も同じように搭載されているのでは?」と考えた人もいると思います。実際に私もそうでした(笑)

 

ですが残念ながらスロットと同じなのは設定があるところだけ!設定付きパチンコにも天井は搭載されていません。もしスロットと同じように天井が搭載されていれば稼働も上がっていたと思うのですが、残念ながら設定付きパチンコは敬遠され気味です。

 

高設定なら打ち手側に有利なのですが現状ホールでは低設定が多く使われており、高設定を使っていても「どうせ低設定」という固定概念があるため、稼働率が上がらない=回収の為に低設定を使わざるを得ない。そんな悪循環が続いています。

 

パチンコは青天井と言われているけど意味は?

パチンコを始め色んなギャンブルで「青天井」という言葉が使われますが「青天井」とは天井が無い事を指します。ちなみに「青天井」で検索してみると「青空。空。空を天井に見立てていう。野天」など綺麗な意味が出てきます。

 

パチンコなどギャンブルで使われている「青天井」は「物の値段や取引相場が天井知らずに上がり続ける状態」の方を意味します。つまりこれをパチンコに当てはめると「初当りまでのゲーム数が天井知らずに上がり続ける(ハマり続ける)状態」になります。

 

くれぐれも綺麗な意味と誤解しないように気を付けてください。パチンコの「青天井」は地獄を意味します(汗)

 

ついにパチンコも天井機能が搭載!?

2019年末頃、パチンコ業界に大きなニュースが流れました。それが警察庁生活安全局保安課の遊技機規則に関する「技術上の規格解釈基準」の改正通知です。

 

これだけ見ても何のことだかよく分からないと思いますが、その中でも今回注目するポイントが「規定回転数到達で発動する時短」です。

 

・大当たり確率(低確時)の分母の2.5~3.0倍で発動

・時短回数は低確率の大当たり確率(低確時)の3.8倍まで

・設定によりその時短回数が変動してはいけない

 

これです!簡単に説明するとパチンコにも天井のようなものを作ろうという事ですね。まず大当たり確率の2.5~3倍ハマりになると時短が発動。

 

甘デジなら300回転ほどで時短に突入する事になります。パチスロのような規定ゲーム数で即当たりという訳ではありませんが、強制的に時短に入るので現金投資は止まります。

 

ただし気を付けたいのが2つ目のポイント!

 

・時短回数は低確率の大当たり確率(低確時)の3.8倍まで

 

そこまでハマる事は滅多にないと思いますが、1/99タイプの甘デジの場合、約300回転で天井の時短に入っても、700回転弱で時短を抜けて通常に戻る事になります。

 

この天井機能の搭載は2020年ゴールデンウィーク明けごろから導入されるのでは?と言われているので、近々実装されていきそうです。

 

天井搭載がデメリットになる事も?

今のスペックのままこの疑似天井機能が搭載されれば良い事づくめなのですが、実際はそれに伴って出玉が減るなど何かしらのデメリットも生まれると思います。

 

特に心配なのがスルー周りの釘です。時短中の時間が長くなるという事は、当然スルー周りの釘を絞めて出玉を少しでも削ろうとするホールは出てくるはずです。

 

そしてスペック以外ではハイエナの存在!今まではパチスロや潜伏搭載のパチンコの島にしかいなかったハイエナが、天井搭載されればパチンコのハマり台狙いも絶対にしだします。

 

ハマりが深くなると後ろをうろうろされる可能性は非常に高い!別に後ろを歩かれると当たりにくくなる訳ではありませんが、気が散るのでいい気はしませんよね。

 

まとめ

ここまで甘デジの天井について紹介してきましたが、現在のところ天井搭載パチンコは無いものの、近い内に天井搭載と似たタイプのパチンコ機種が出てきそうです。

 

今後はハマり回転数にも気を付けて立ち回らないと時代が来そうですね。