みなさんはスロットやパチンコを打っていて「ハイエナ」という言葉を聞いたことはありませんか?一般的に「ハイエナ」と聞くと動物のハイエナを思い浮かべますよね。
パチスロにおいてのハイエナというのは、前者がチャンスゾーンや天国モードなどで捨てた美味しい台を、偶然ではなく狙って拾う事を言います。
まず最初に理解して欲しい事は、露骨な「ハイエナ行為」は違反や禁止されている行為ではありませんが、決して周りから好まれるような行為ではないという事です。
これからハイエナのコツや基本について色々と紹介していきますが、打っている人の後ろに張り付くなど、過度なハイエナ行為は周りからも迷惑な目で見られるので、常識の範囲内でハイエナを実践するようにしましょう。
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スロットでハイエナのコツとは
まず台の知識は絶対に必要になります。知識がないと話になりません。ハイエナと聞くと楽して美味しい台を打っているように聞こえるかもしれません。
しかし実際は台の期待値はもちろん、天井・ゾーン・モード状態など狙い台の情報は普通に打つよりも詳しく覚えておく必要があります。
また狙う機種も1機種だけでなく、ハイエナが狙える機種があれば複数の台情報を覚えておきましょう。誰でも知っているミリオンゴッド凱旋のような機種だけで意味がないです。
このようなメジャーな機種はほとんどの方が知っているので、必然的にハイエナのチャンスも少なくなります。年配の方でも天井ゲーム狙いをしているぐらいですから。
また狙い機種が少ないと必然的にハイエナ出来るチャンスも減ってしまい、時給換算するとかなり少額になってしまいます。
1機種や2機種だけの場合、ハイエナすることなく終わってしまう可能性も十分あります。ちなみにハイエナをするにあたって設定などは無視してOKです。
もちろん高設定にこした事はありませんが、ハイエナする時は設定1の期待値でプラスになるか考えて立ち回る事と、基本となる天井狙いでは設定が関係ないからです。(どの設定でも天井は同じゲーム数なので)
他の人と知識で差をつける
大量導入されているメジャーな機種はその分ハイエナ出来るチャンスも多いと思うかもしれませんが、実際はそうでもありません。先ほども触れましたがパチスロ好きの人ならほとんどある程度の知識はあります。
大量導入されるという事は雑誌などでも注目され解析が細かく出されており、一般的にもチャンスゾーンなどが知れ渡ってしまいます。そうなるとハイエナ出来るようなゲーム数でやめる人も少ないです。
ちょっと知識があるだけで誰でも簡単にハイエナ出来るため、ライバルがかなり多くなってしまうからです。そこで狙いたいのが導入台数も少ないようなマイナーな機種!
通りかかった人が珍しいからと1000円や2000円打つこともあるので、ハイエナがしやすくなっています。なによりバラエティーコーナーにあるようなマイナー機種は、ライバルが少ないというのもおススメする理由です。
新台導入で1台や2台バラエティーに入るような台は特にねらい目なので、前もってしっかりチェックしておきましょう。
時間帯を意識する
ハイエナをする際に狙い目の時間帯といえば基本的に朝一が狙い目となっています。宵越しやリセット狙いなど打ち方の幅が広がるからですね。
そのホールごとに狙い目となる時間帯というのはあると思いますので一概に言えませんが朝一などは狙ってる人が多いです。その他にも狙い目の時間帯などはあります。
<詳細>
パチスロでハイエナがしやすい時間帯は?夕方や夜からでも大丈夫?
打っているお客さんがどんな人か?
いくらハイエナ出来そうな台を見つけたからと言って、その時点で打っている人が台知識の豊富なお客、もしくはすでにエナ専が打っている状態では、ほぼ100%やめる事は無いと考えていいでしょう。
見た目で打っている人がハイエナかどうかは分かりませんが、基本的に若者が1人で打っている場合、スマホを見ながら打っている場合などは他を探した方が効率的です。
カチカチくん(子役カウンター)を使っている人や、とにかく一心不乱にぶん回している人は台知識に長けている場合が多いので、その時は潔く諦めて他を探しましょう。
また、箱にメダルを入れてうろうろしながら色々な台を打っている人など、初心者に多い動きなので美味しいゾーンで捨ててくれる事もあります。
場合によっては台の挙動チェック
狙い台を決めないと迅速なハイエナは出来ません。もしライバルがいるのであれば、やめた後いかに短時間でその台を取れるかが勝負になります。
あまりじっくり見るのはマナー違反になってしまいますのでこれはお勧めできませんが、その為にも下見の意味を込めて通りすがりでも良いので、台の挙動(モードなど)をチェックして狙いを定めておきましょう。
今でも聖闘士星矢の不屈ポイントなど演出である程度予測がつくように作られている機種は存在します。ゲーム数などをチェックする際に、そのような内部状態を示唆する演出が出ていた時は特にその台を要チェックしておきます。
ただ、紹介しておいてなんですが、聖闘士星矢の不屈狙いは基本50pt貯まってボーナスを引くまで打ち続ける事…演出的に出来れば45pt以上確定の演出が出た台を狙う事になります。(もちろん不屈ptが50pt到達確定の演出が出ている場合は天井まで回します)
しかしこの残り5ptと言うのが落とし穴で、貯まらない時はとことん貯まらないのが聖闘士星矢の不屈ポイント!不屈ポイント狙いをして酷い目に合ったという話もよく聞きます。
とはいえ期待値的にはやはり美味しい聖闘士星矢の不屈pt狙い。時間に余裕がある時には不屈pt狙いをするのもおススメです。
台を見つけたら期待値を調べてみよう
ハイエナ狙いをするうえで一番大切なのは、プラス期待値の台を打つことです。ハイエナ=プラス期待値の台を狙う立ち回りとも言えます。
なので打つ前には期待値を調べる事は必須!そんなハイエナの御供に欠かせないのが以前紹介したアプリ「Slosight」です。期待値の計算を早くできるのがいい点です。
<詳細>
天井期待値の計算を楽にしてくれるSloSightのアプリをレビュー!
このアプリを使えば天井までの期待値などが詳しく簡単に調べられるので、立ち回りの際には是非活用してみてください。また他には「ベガ立ち」というアプリもありますので、好みに応じて利用してみるといいでしょう。
<詳細>
天井期待値が丸わかり!パチスロ期待値ベガ立ちアプリをレビュー!
ハイエナ向きのホールを探す
ハイエナに向いているホールは稼働率が高くも少なくもない店舗になります。まず稼働率が高いお店の場合、そもそも台が空かないのでハイエナすることが難しくなってしまいます。
そして台が空いたとしても稼働率が高い店だと「空いてるからとりあえず座る」というお客も多いので、これもハイエナが難しくなる理由の1つです。
逆に稼働率が低い場合、言うまでも無く台が回されていないのでハイエナどころではありません。ハイエナは基本的にチャンスゾーンを狙う立ち回りになるので、前任者がある程度回してくれていないと成り立たないからです。
そこでハイエナに向いているホールとして紹介するのは客付きがほどほどのホール。具体的には5割前後がねらい目です。誰かがねらい目のゾーンでやめたとしても、空き台が半数近くあるので他のお客が気付くのも時間がかかります。
ホール状況を見抜くのも重要
ハイエナをするにはホール状況を知っておくのも重要になります。設定据え置きがメインの店、設定全リセットがメインの店、高設定・低設定を良くいじる店。
どのタイプの店でもハイエナは可能ですが、例えば大当たり回数0回の台をハイエナする時にはこれらの情報が、非常に大切になってきます。
ゾーン狙いをする場合、据え置き・リセットどちらかによって、狙うゲーム数が大きく変わってくるからです。
前日100Gでやめていた台が据え置きの場合ならチャンスゾーンは表示より100G早く考えなくてはいけません。(表示が200Gでも内部的には300Gになっている為)
ハイエナは期待値がプラスになる台を前提に打ちます。雑誌などで紹介される期待値も決まったゾーンだけを回し、ゾーンを抜けたら即ヤメ、もしくはボーナス後はゾーン抜け即ヤメが基本です。
天井狙いの場合は100G短縮されるだけなのでプラスに働きますが、ゾーン狙いの場合は全く無意味なゾーンを回すことになるので、ゾーン狙いする方は特にホールの癖には注意しておきましょう。
まとめ
ハイエナの基本となるのは、
- 期待値の高いゾーンだけを狙う(ダメだったら未練打ちせず即ヤメ)
- 期待値がプラスになるゲーム数からのみ天井を狙う(ボーナス後はゾーン抜けで即ヤメ)
- 客付きは5割前後の店が立ち回りやすい。
- ねらい目は人気機種ではなく情報がそれほど出回っていないマイナー機種。
- 狙うのは基本的に若者の打っている台ではなく年配の方が打っている台。
ハイエナをしていて一番の敵?となるのが狙い台が空くまでの時間です。場合によっては何時間も期待値がプラスになるような、狙い台に出会えることが無い場合もあります。
そうなると暇つぶしに「ちょっとジャグラーを打ってみようか」などと考えがちですが,ハイエナは期待値を基本に設定や面白さを無視して勝ちだけを意識した立ち回り!
余計なお金を使わずグッと我慢して、ハイエナ出来る台があくまで打つことは控えましょう。