ジャグラーのようなAタイプは完全確率とはいえ、どうしてもボーナスに偏りが出てきてしまいますよね。BIGの偏りなどもありますが、ボーナスが偏る時は凄いです。
連チャンしたかと思ったら、大きなハマリをくらったりと、安定してボーナスを引いていける台ってなかなかないような気がします。
多くのゲーム数を消化すると、その確率に近くなっていくのでおかしな点はないのですが、ジャグラーはジャグ連という言葉があるように連チャンするイメージが強くあったりもします。
一定以上ハマっている台はさらに大きくハマる印象を持ったりと、波の荒さを感じます。このようにAタイプは波が穏やかなはずなのに、ジャグラーは荒い気がするというかたも少なくないのでしょう。
今回はその原因について考えてみましょう。
ジャグラーで出玉の波が荒い理由とは
ジャグラーの波が荒い理由としては「北電子独自の乱数」が原因とも言われています。本当のことはメーカーの人間しか分かりませんが、この乱数が荒波を作っている説は有名です。
パチスロ機はレバーONでのボーナス抽選がされますが、この抽選に影響を与える乱数というプログラムがあります。この乱数によって各設定の確率を一定に保ちつつ、自然に適度な波が出るのでパチスロが楽しくなっています。
この乱数は各メーカーで仕様が異なりますが、ジャグラーを開発している北電子の乱数は、出玉の波が荒くなるように作られているのではないかという説があります。
ただ、ジャグラーは波が荒い!と思っても実は5号機のAタイプ(ノーマルタイプ)でジャグラー並に波が荒い機種は結構あります。例えばアクロスのバーサスなど結構波が荒いです。
一撃で2000枚近く出たと思ったら一撃で2000枚飲まれるということもあり、またディスクアップなども連チャンしたら急にハマリを喰らったり…ですのでジャグラーだけ波が荒いという訳ではないと思います。
各メーカーでの工夫により波を演出しているのですが、一部メーカーではジャグラーの波を参考に乱数を考えているといわれているため、大きな波を繰り返す機種も確かに存在します。
それでも1日通して打っていれば、ある程度設定が推測できる確率内に収まってくれます。また比較的穏やかな波の機種も多くありますが、ボーナス確率が200分の1以下になるような機種では、波を作ろうとしなくても確率分母的に荒くなってしまうこともあるので、ジャグラーよりも波の荒さを感じることもあるでしょう。
結論としては、ジャグラーだけ波が荒いということはなく、他のノーマルタイプでも波が荒い台はありますので、あまり気にしない方がいいでしょう。
またその日の引きの強さなども出玉に影響してきます。結局は波の荒さを気にするよりも、打っている台の設定を気にする方が一番いいのです。
設定は出玉に直結する可能性があるほど重要なものですので、なるべく高設定と呼ばれるような台を打つべきです。
ジャグラーの高設定は合算確率が良い為に、低設定よりも連チャンはしやすい傾向となっていますので、高設定の方が勝ちやすいですし連チャンもしやすい、ということになります。
但し最近の状況ではなかなか高設定を使っているホールが少ない…そこで様々なホールの出玉状況をチェックする訳ですが、おすすめはサイトセブンを活用する方法。
サイトではあらゆるデータを解析でき出玉状況なども分かりますので、近所のホールではどのお店が高設定を使われているか?など調査することが可能です。
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ジャグラーの出玉の波はわざと?
Aタイプはボーナス確率で設定を判断するものですが、確率分母に近いゲーム数での当選ばかりではなかなか出玉を増やすことができず楽しめません。
特に低設定となるとボーナス分の出玉を飲まれてから、次のボーナスを引くといったことの繰り返しにもなってしまいます。このような「ダラダラした展開」ってすごくつまらないですよね?そこで乱数の登場です。
乱数によってある程度出玉のの波を生み出すことにより、一定ゲーム数内で連チャンしやすくなったり、大きめのハマリとなったりと、各設定のボーナス確率の範囲内で楽しみやすさを演出しています。
ただこのような出玉の波はわざと作られているのか?というのはどちらか良く分からないのが現状です。意図的にこのような乱数の生成メカニズムにしているのかはメーカーの人間しか分かりませんので。
さらに出玉の波は個人の引きにも左右されますし、結論として答えを出すのは難しいです。確かに荒波だと楽しみやすくはなりますが、このような乱数がない方が設定推測がしやすくなるかもしれません。
また並を信じると波を読んで勝つ!という発想になってしまいますが、基本的に波を読んで打つのは止めておいた方がいいでしょう。その理由は以下に書いていますので、興味のある方はぜひ。
<詳細>
ジャグラーで波を読み打つのがおすすめできない理由とは
出玉が荒すぎる台は裏モノ?
ジャグラーのメーカーでもある北電子は複数のスロット関連の団体に所属している企業です。当然ですが裏モノも開発は行っていません。不正な台ではないのでご安心下さい。
しっかりと検定を通過した機種しかホールに設置することはできません。考えられるとすれば、ホール側が意図的に裏モノを入れているケースが考えられます。
しかし規制が厳しいこの現在の状況で、リスクを背負って裏モノを入れるホールはほとんどないと言っても過言ではございません。出玉が荒いといっても裏モノの可能性は低いでしょう。
ですが、各メーカーはあらかじめ決められた規定内で、より楽しめるように開発の工夫を行っています。各設定のボーナス確率はメーカーで発表されていますが、内部で抽選に関わる部分については発表されていません。
この内部抽選の際により楽しめるような工夫が凝らされている?と考えていただけたらと思います。
ジャグラーシリーズで波が荒い機種
ココでは数多くあるジャグラー機種の中でも荒波の機種をピックアップしてみました。ランキング形式にしていますが恣意的なランキングとなっていますのでご理解下さい。
第3位 ハッピージャグラー系
ハッピージャグラーは連チャンとハマリのデータを良く目にするイメージがあります。高設定と低設定、各台様々な挙動を見せてくれます。
極端なスランプグラフとなる台もちらほらありますが、ホールのメインとして扱われていないので設置店舗は少なめかもしれません。アイムの設置店舗の方が多いですね。
第2位 スーパーミラクルジャグラー
スーパーミラクルジャグラーはビッグの確率が甘くビッグに偏ったりするパターンがあります。その時の波といえば一瞬で2000枚程度出る場合もあり波が荒い印象を受けます。
数日間のデータを確認すると、必ずと言っていいほど大きな波がデータランプに表示されいるようなイメージです。この機種を大切に扱っているところも多く、設定が厚めに入っているお店などもあります。
1日トータルではある程度の確率に収まってくれるものの、ジャグラーの中でも波を繰り返しやすい機種と言えます。
第1位 ファンキージャグラー
ファンキージャグラーは高設定でもボーナス確率が暴れやすいという話を良く聞きます。ボーナスの調子が良く順調な伸びを見せていても、必ずと言っていいほど落ち込むタイミングがあるように思います。
高設定であればこの落ち込みを回復してあまりあるほどのジャグ連が訪れるのですが、このようなスランプグラフを見る機会がとても多いので、ジャグラーの中でもトップクラスの波の荒さを感じます。
まとめ
今回はジャグラーの波が荒い理由について解説しました。決して裏モノなどではなく、ジャグラーはノーマルでこのような出玉の波となっているのです。
その原因としては北電子独自ともいわれている乱数生成が鍵となっているのではないかと言われており、実際はメーカーの人しか分かりませんのでその真相は謎です。
但し波が荒くてもトータル的には設定通りのボーナス確率に落ち着きます。そのため、どのように展開されるのか推測できない波を狙っての台選びではなく、しっかりと高設定をつかめるような台選びを行っていくことが大切です。
波は台が見せる演出の一つとして楽しむようにするのが無難と思います。結局勝ち負けは設定が一番影響を与えるわけですから、波を掴むのではなく勝てる可能性を高めるのならば高設定を掴むことでしょう。