突然ですが、ジャグ連楽しいですよね。特にボーナスを引いてから一桁ジャグ連した時なんて、周りから「え?また?」みたいな目線を感じて優越感に浸ってしまいます(笑)
最近ではデータカウンターにも「ジャグ連挑戦中!」などの表示があったりして「いったいジャグ連ってどういう仕組みで出来てるの?」と不思議に思う人もいるかもしれません。
恐らく「最初から連チャンをするように作られているのに違いない」と思っている人も多いでしょう。すごく意図的に出来ており、ジャグ連がジャグラーで一番の魅力だったりもします。
しかも少しハマった後にジャグ連ってよくきませんか?本当に上手く出来ておりますが、今回はそんなジャグ連の仕組みについて紹介していきます。
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どのような仕組みで連チャンするのか?
ジャグ連という響きをぶち壊す様な事を書いてしまいますが、ジャグラーに連荘ゾーンなどと言うものは存在しません。ただ単にボーナスを早く引けているだけなんです。
これは他のノーマルタイプの台だって同じです。ジャグラーだけが特別というようなことではなく、毎ゲーム抽選のAタイプでは同じ仕組みとなっています。
設置台数の多いアイムジャグラーを例に出すと設定6の合算確率は1/134.3なので、100G以内に当たるジャグ連と呼ばれる現象は52.6%の確率で起こる事になります。
と言う事は、単純に確率だけを見ても半分以上の人はジャグ連するという事。もし設定1の場合でも43.4%の確率でジャグ連する事になります。つまり、単純に考えても「連チャンがしやすい」のです。
さすがに10回も20回もジャグ連するのは難しいですが、連チャン率52.6%もあるなら4回や5回くらいなら連荘する気がしますし、確率的に考えても十分可能性がある数字ですよね?
これがジャグ連の正体と言っても過言ではありません。要するに、ジャグラーは元々当たりやすい確率となっており、100ゲーム以内でも連チャンがしやすいような確率になっている、ということです。
なのでメーカーがわざと連チャンするように作っているのではなく、確率的に考えて当たりやすいので連チャンをしている、という意味で思っておくといいでしょう。
100ゲーム以外のボーナス期待度
ではいったいどれくらいのゲーム数回せばどれくらいのボーナス期待度があるのか、せっかくですから今回は10万分の1まで細かく計算してみました。
ちなみに今回の例はボーナス確率が一番低いアイムジャグラーの設定1で計算してみました。それでもジャグラーは当たりやすい台なので500Gまででも十分ですが、1000Gまでの期待度を紹介するので参考にしてみてください。
- 1~100G:0.568%~43.436%
- 100~200G:43.436%~68.005%
- 200~300G:68.005%~81.903%
- 300~400G:81.903%~89.763%
- 400~500G:89.763%~94.210%
- 500~600G:94.210%~96.725%
- 600~700G:96.725%~98.147%
- 700~800G:98.147%~98.952%
- 800~900G:98.952%~99.407%
- 900~1000G:99.407%~99.665%
- 1000G以上:99.665%~
改めてこうしてみると400G回せば90%近く当たる事になりますね。ムラはありますが1000円あたり約34ほど回るので、10000円打てば81.903%~89.763%の期待度があります。
アイムジャグラーはBIGだと324枚獲得でき、だいたい200回転くらい回せるので、BIGを引いた時の持ちコインで68%は次のペカりに期待が出来ます。
ただし平均してこのくらいのゲーム数で当たる、という意味ですので必ず当たるという訳ではありません。もちろん1000ゲーム以上ハマる可能性だってあります。
ちなみに天井があると天井ゲーム数で当選確率は100%となりますが、ジャグラーは青天井ですので何ゲームハマるかは予想ができません。
<天井について>
ジャグラーの天井到達で連荘モード?ハマると良い波が来るって本当?
こうして正規分布表を見ると当たりやすいことが分かりますが、単純に早い当りを引き続けるということは「引きが良い」ということで、当たりが遅いと「引きが弱い」ということになります。
ですがそれはたった1日だけの話。これが長い年月をかけると平均値ぐらいになってくるのです。ということは、高設定を打たないと厳しい、という訳になるのです。
当たりやすいゲーム数などはある?
結論から言うとジャグラーにそのような当たりやすいゲーム数はありません。ノーマルAタイプにはART機のような規定ゲーム数解除が無いからです。
「でもぞろ目で揃うと音楽が違う」と思ったりもしますよね。確かにひと昔前にあったスーパービンゴなどはぞろ目がチャンスゾーンでした。
しかしジャグラーではチャンスゾーンで当たったから音楽が変わったのではなく、ただ単にゾロ目で揃ったから音楽が変化しているだけです。
1回転目も10回転目も77回転目も全て同じ確率で抽選されています。なのでボーナス後1回転も回さず打つのをやめたとしても、専用のBGMを聞きたいと思っていないのであればそれは別に何も損をしている事にはなりません。
<関連ページ>
ジャグラーはゾーン狙いが有効!?熱いゲーム数ってあるのか?
ハマった後は連チャンに期待できる?
「大ハマりの後は帳尻合わせで連荘しそう」「確率の収束があるからココから先はハマらないはず」グラフを見るとついそんな風に考えてしまいそうです。
しかしハマったからといって連チャンに期待できるわけではありません。それよりもむしろハマるという事は低設定の可能性が増すと言う事なので、更なるハマりに遭遇してしまう可能性が高くなります。
これはジャグラーに限った話ではなく、ART機などでも天井に到達すればそれなりの恩恵はありますが、そこまでハマると低設定の可能性が高くなるので天井狙い以外でハマり台にうま味はほとんどありません。
ノーマルAタイプのジャグラーにはその唯一のうま味といって良い「天井」がないので、オカルト抜きにするとハマり後の台をわざわざ狙って打つ理由はゼロです。
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ジャグラーのハマリ台は連チャンしやすい状態になっている噂は?
ジャグ連は確率の偏りが原因
大連チャンする場合もある
ジャグ連の正体となっているのがこの確率の偏り。先ほども紹介しましたが、中間設定~高設定はざっくり計算して、50%くらいはジャグ連することになります。
みなさんも確変率50%のパチンコで時短引き戻し無しの連チャンを経験した事はありませんか?5連チャンくらいなら意外と起こりえる数字ですし、引きの強い人であればそれ以上ももちろんあります。
ちなみにマイジャグラーの合算は設定6だと1/120程度なので、アイムジャグラーよりも100G以内の大連チャンの可能性が高くなります。
アイムジャグラーの最大連チャンは10~12が多かったのに対し、昨日マイジャグラーも調べてみると15や16といった数字を見かけました。
もし大連チャンを狙いたいのであればマイジャグラーの高設定狙いがおすすめ!みんなのジャグラーの高設定が1番連チャン率は高くなっていますが、見かける機会も少なく高設定が入っている可能性も台数が多いマイジャグラーの方が大きいと思います。
<高設定の狙い方>
ジャグラーで高設定狙いや後ヅモ狙いで大切なことは?
ジャグ連は北電子独自の乱数生成方式?
ジャグラーの連荘は今でこそジャグ連と呼ばれていますが、昔は雑誌などで「北連」とも呼ばれていました。単純に北電子特有の連チャンが起こるから北電子連チャン略して「北連」です。
昔は北電子が公表していないだけで、ジャグラーには連チャンモードがあると話題になる事も少なくありませんでした。そして気になるのが【乱数幅変更機能付き遊技機】というワード。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、実はコレ実際に北電子がとった特許なんです。(http://www.j-tokkyo.com/2004/A63F/JP2004-298370.shtml)書いている事は難しいですが気になった方はぜひ1度目を通してください。
異常なほど続く連チャン。なぜか連続して続くぶどう…この北電子がとった特許が使われているかどうかは一部の人間しか知らないですが、もしかしたらジャグラーには私たちが思っている「完全確率」とは違う何かがあるのかもしれません。
但しこのようにハマリがあるから連チャンする、という考え方ではなかなか勝つことは難しいですので、基本はあまり気にしない方がいいでしょう。設定狙いをしている方が賢いです。
まとめ
考えれば考えるほど奥の深いジャグ連の仕組み。ですが基本的には全て完全確率で毎回抽選されており、ジャグ連は自分の引きで作り上げた連チャンだという考えで良いと思います。
基本的にジャグラーは当たりやすい台となっており、確率的に100ゲームまでに連チャンが来やすいので、何か変わった仕組みになっている?と錯覚してしまうというのが原因かもしれません。
ただし北電子独自の乱数調整という話も気にはなりますし、もし大連チャンしたら「乱数調整さんありがとう」とお礼を言うのもいいかもしれませんね(笑)