お昼ごろや夕方以降にパチンコ屋へ行くと同じスペックの同じ機種でも色々な空き台がありますよね。連荘はしていないけど全然ハマらずコンスタントに当たっている台。
ハマりは深いけど当たると大きな連荘をしている台。朝から全く当たらずハマり続けている台。などなど…中身のスペックは同じなのにパチンコは台によって色々な顔を見せてくれます。
そこで気になるのがパチンコは平均どれくらい回せば当たるのか。また、どれくらいの資金があれば当たりを引けるのか、ということも知っておきたいと思います。
今回はそんなパチンコの「投資金額」や「確率」について紹介していきます。
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まずはパチンコの仕組みについて理解しよう!
基本的にパチンコを打っていて注目するのがその台の演出です。赤保留や金保留などの先読み予告。該当保留での疑似連や役物作動の有無。そして激アツのリーチへ行くかどうか。
どの段階でも熱い演出が出ると手に汗握ってしまいますよね。しかし当たりかはずれの抽選は、これらの演出が起こる前に内部で既に決まっているんです。
ではいつ抽選が行われているのかと言うと、パチンコの抽選が行われているのはヘソに玉が入った瞬間!どの機種でも全て同じタイミングで抽選されています。
ヘソに玉が入り、抽選に当選した場合に熱い演出が起こるといった感じですね。肝心のその抽選方法ですが、これも全ての機種・スペックで同じく毎回完全確率で抽選されています。
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パチンコで大当たり!やった!でもこの仕組みってどうなってる?
大当たりフラグはいくつもある
では1/319で当たるミドルスペックの場合、単純に319個の中に1個だけ当たりがあり、それを引けばいいのかと言うと実は違います。65536という数値について。
パチンコ・パチスロを打っている方なら、もしかしたらこの数字に見覚えがあるかもしれません。他に有名な数字だとスロットのGOD揃いや、様々な機種でフリーズの確率として登場する「8192」がありますね。
これを二乗して二乗してと繰り返していくと…この65536になります。偶然にしては出来過ぎているこの数字。実は「遊戯機の認定及び型式の検定等に関する規則」という見るからに難しい法律があり、それによってこの数字が生まれているんです。
話しがちょっとそれてしまいましたが、パチンコの大当たりフラグにもこの「65536」という数字が大きくかかわっており、例えば1/319のスペックの場合、319個の中に1個の当たりがあるのではなく65536個の中に205個の当たりがある事になります。
ここまでパチンコの仕組みについて簡単に説明しましたが、そうなると大当たりまでの回転数は何回転か分からない、ということになると思います。
パチンコで大当たりするには何回転回せばいい?
毎回完全確率で抽選されているということは、いつ当たるか分からないということです。つまり、パチンコでよく言われている「当たりやすい回転数」なんてないのです。
ですが平均して考えた時、いったいどれくらい回せばパチンコで当たりを引けるのか。もちろんパチンコは毎回完全抽選であり、運の要素が強いギャンブルなので上振れ下振れは出てきますが、ある程度の数字は計算して出すことが出来ます。
例えば現在メインとなっている1/319スペックの場合、
100回転以内で当たる確率は約26.9%
200回転以内で当たる確率は約46.6%
300回転以内で当たる確率は約61.0%
400回転以内で当たる確率は約71.5%
500回転以内で当たる確率は約79.2%
さらに1000回転以内に当たる確率は95.6%となっています。確率分母の319回転回せば約63.3%の確率で当たるので、2回に1回は確率分母以内に当たるくらいの認識で良いと思います。
1000円あたりのボーダーはだいたいどの台も20回転強なので、15000円で当たりを引ける確率はだいたい61%くらいという事になります。25000円あれば80%くらいは当たりを引けるので、確実に当たりを引きたいときは30000円くらい用意しておきたいですね。
ちなみに最近大人気の1/99タイプの甘デジですが、こちらの場合は300回転以内に当たる確率は約95.2%!15000円あればかなりの確率で当たりを引くことが出来ます。
ただ、不思議な事に引きたくない5%は簡単に引けるのがパチンコ。当然予想していた以上のハマりに遭遇してしまう事はあります。当然ですがここまで紹介してきたのはあくまで確率論。
1/319のスペックを10万円打ってもあたらない可能性もあるので、この数字はあくまで参考程度に見てください。なので、パチンコで当たりを引くには投資金額が大きく膨れ上がる場合もありますし、逆に低投資で大当たりする場合もあります。
また私がいつも使っているハマリ計算のサイトなどでは簡単に大当たりまでの確率を計算してくれますので、およそ何回転回すと約何%で当たるのか調べることもできます。
パチンコのハマり台は狙い目?
ここまで書いた事を見ていただければもう答えは出ていますが、パチンコは完全確率なのでハマっているからと言って当たりやすくなる訳ではありません。
ハマり台=狙い目という事にはならず、ハマり台を狙うのは効果的ではないことが分かります。1000回転もハマればそろそろ当たりそう……と思いがちですがいくらハマろうが抽選の確率は変わりません。
なのでハマり台が当たりやすそうという考えは捨てた方が賢明です。また逆に最近は設定付きパチンコが登場しており、そのような台のハマリ台は低設定が濃厚でしょう。
そう思うとハマリ台に対しての見方も変わってくると思いますので、もしハマリ台を打つ場合は1K辺りの回転数などを意識して打つのがいいでしょう。
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パチンコで勝つために一番重視することは?
パチンコで勝つために必要なのは、1にも2にもとにかく良く回る台を打つこと。これだけです。パチンコの大当たり抽選が完全確率で行われているのですから、とにかく1回でもその抽選を多く受けた方がお得ですよね。
そこで重要になってくるのがヘソに向かうまでの釘調整です。良く回る台=釘が良いと言えます。釘が良ければ多く抽選を受ける事が出来る。多く抽選を受ける事が出来れば投資金額を少なく初当りを引ける可能性が上がる。
初当りを多く引ければ勝てる可能性が上がる。誰でも分かる簡単な事ですが、パチンコにとってはこれが全てです。
同じ1万円で250回抽選を受ける事が出来る台を打つのに対し、1万円で150回程度しか抽選を受ける事が出来ない台では、余程運が良くない限り打つ前から敗色濃厚です。
ちなみにパチンコにはボーダーラインと呼ばれる「これくらい回れば勝負できますよ」という数字が機種ごとにあるので、パチンコを打つ前はその数字もチェックして打つようにしましょう。
<詳細>
パチンコでボーダーラインとは?知らないと大損するってマジ?
機種によっては1000円あたり18回程度でも十分勝負できる台もあれば、25回以上回らないと勝負にならないような辛い台もあります。
他に気になる点として「釘」があります。一昔前はアタッカー周りやスルー周りの釘も大きく関係していましたが、最近では右打ちが主流となっているのでアタッカー周りの釘はほとんど気にしなくて大丈夫です。
スルー周りの釘についても昔は電チュウの賞球数が3個賞球や4個賞球が主流でしたが、現在は1個賞球が主流となっておりその分スルーは通りやすいので気にする必要はありません。
もし万が一今の時代にスルーが絞められているような場合は、きつい言い方ですがパチンコを打つ価値すら無いような店なので、店を変える事をおススメします。
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パチンコが勝てないのは理由がある!その理由とは一体なに?
まとめ
ここまで色々と紹介してきましたが、パチンコを打っていて何回転で当たるかは完全抽選なので、どのくらい回せば当たる、というのははっきりと言えません。
およそこれぐらい回せば、このぐらいの当たる確率というのはありますが、絶対に当たる回転数など無いのです。またパチンコは8割以上が運だと思っています。
残りの2割は釘による回り具合などですが、どんな酷い釘でも運さえよければ数回転でサッと当て、何十連荘もしてボロ勝ちする人もいます。
それでも私たちに出来る事は釘を見て回る台を探し出し、少しでも低投資で当たる可能性を上げる事!持って生まれた運やその日の運は努力でどうしようもないので、出来る事をしっかりやって低投資での大当たりを目指しましょう。