パチンコ好きの人なら一度は営業時間について考えた事はありませんか？毎日朝9時か10時にパチンコ店がオープンし、夜の23時頃に閉店する。これがごく一般的なパチンコ店の営業時間ですよね。
朝早起きしても長くパチンコを楽しめる訳ではないですし、23時には確変中でも遊戯を中止して帰らなくてはありません。しかしまだまだ打っていたい人もいるはず。
「新台が入ってるからずっとパチンコを打ちたい」「夜遅くになってから連荘が止まらない」「なんとか負けた分を取り戻したい」などなど…理由は色々とあります。
こんな時は思わず「パチンコ屋がコンビニみたいに24時間営業だったらなぁ」と考えたりしてしまいます。そこで今回は24時間営業しているパチンコ店は無いのか。
もしくはそれに近いロング営業しているパチンコ店はあるのかどうか、パチンコの営業時間について紹介していきます。
Contents
パチンコ店で24時間営業の店舗はある？
まず最初に結論から言ってしまうと24時間営業しているパチンコ店は基本的に存在しません。これにはパチンコの風営法が大きくかかわっています。
「パチンコ店は0時～日の出までの営業は禁止されている」と風営法にはこのような決まりがあり、この時間は基本的にパチンコ店が営業する事は許されていません。
もちろんお客も遊戯目的での入店は禁止されており、この「遊戯目的」には店舗でデータを確認したり景品の交換などをすることも含まれています。
24時まで営業しているお店はある
基本的にパチンコ店は23時頃に閉店するのが一般的ですが、一応風営法上24時まではパチンコ店の営業が認められています。営業時間は都道府県ごとの条例で決められているのです。
制限時間ぎりぎりまで営業しているパチンコ好きが憧れる県は…宮城県、そして三重県！ちなみに沖縄は23時45分まで。（24時までやっているという話もアリ）
私の住んでいる地域では10時オープンの22時45分がデフォルトなので、長時間営業は羨ましい限りです。特に東北や中国地方ではオープン時間も9時と早い店が多く、その中でも最も早い宮城県は朝8時にオープンし24時閉店なので、実質営業時間は16時間！
10時～23時までの地域と比べると1日3時間も長く営業している事になります。3時間も時間があれば十分もう一勝負できますよね。
それがプラスに働くかどうかは分かりませんが、少しでも長く遊戯できるなら勝負してみたいと思うのがパチンコ好きの考え。定年後は宮城県に移住するのも悪くありません（笑）
＜詳細＞
パチンコ店の営業時間を都道府県別に紹介！早い所は朝8時から営業！？
年に1度三重でオールナイト営業が行われている
さて、ここまで風営法にのっとったパチンコの営業時間について紹介してきましたが、例外とされている場合を紹介していこうと思います。それが大晦日から元旦にかけて行われている三重県のオールナイト営業！
パチンコ好きの皆さんなら一度は耳にしたことがあると思いますし、もしかしたらそれが目的で、大晦日に三重県まで足を運んだ事のある人もいると思います。
毎年この時期になるとYouTubeなどでも、三重県オールナイトの実況動画などが上がったりしていますね。でもなぜ三重県にだけこんな事が特例として許されているのか気になるところ。
お正月に特別というなら他の都道府県だってやりたいパチンコ店はいくらでもあると思います。もちろんお客側の意見としても、オールナイト営業しているなら行きたいと思う人が多いのではないでしょうか。
実はこの特例には「トイレの利用は認められている」というのが大きくかかわっています。三重県と言えば有名なのが伊勢神宮。大晦日には多くの参拝客で溢れかえっている様子をテレビでもよく見かけると思います。
あれだけの人数が押し寄せると一番困るのがトイレの確保。そこでパチンコ店が「店を開けてトイレを提供しますよ」と言う意味で、三重県のオールナイト営業が認められているようです。
ただ、この条例自体が昭和39年に施行された古い条例であり、地元民からオールナイト営業反対の陳述書が提出されたりしているようです。
オールナイト営業の営業時間は36～40時間！
なんとなくオールナイト営業と聞くと「24時間パチンコがうてるのか」と思ってしまいそうですが、実際は朝9時頃～翌23時頃まで営業している為、実質38時間近く営業している事になります。
そして気になる最長の営業時間はなんと40時間！流石に40時間もパチンコを打ち続けたら、いくらパチンコ好きでも疲れ果ててしまいそうですね。
ちなみに大晦日の時期は三重県全域でオールナイト営業。正直なところ「そこは伊勢神宮と関係ないよね？」といった地域でも、三重県ということでオールナイト営業していたりもします（笑）
パチンコ店が24時間営業できない理由
法律で決められている以上営業できないのは当然ですが、それ以外にもパチンコ屋が24時間営業できない理由はあります。一番の理由は釘調整や設定変更が出来ないということ。（一応公には釘調整はしていない事になっているのですが……）
オールナイト営業では稼働率が100％に近い店舗も多く、当然通常営業と同様、営業中に設定変更をすることはできません。つまりもし24時間営業をしてしまったら、閉店しない限り最初に決めた設定しか使えない事態に……
それ故オールナイト営業では、ホール側も38時間通して同じ設定で勝負するしかないので「オールナイト営業＝設定はベタピン」というイメージが強くあります。
実際は中間設定や高設定などもあるようですが、おそらくは稀なケースでしょう。
実は海外で24時間営業のパチンコ店がある！
風営法により基本的に24時間営業は出来ないと紹介してきましたが、風営法はあくまで日本の法律。海を越えてしまえばその問題は解消します！海外のパチンコ・スロットと言えばお隣の台湾が有名ですね。
スロット専門の店がメインにはなっていますが、1日に2回設定を変更のための休憩を入れるだけでほぼ24時間営業だったり、日本ではお目にかかれない4号機が沢山設置されていたりと普段とはちょっと違った楽しみ方が出来るのが醍醐味になっています。
ではパチンコの方で有名な店は海外に無いのか探してみた結果……ありました！場所はグァムとこれまた近場の外国です！経営者が日本人と言うのも嬉しいところですね。
もちろん日本語にも対応してくれているので安心して楽しむことが出来ます。お店の名前は「べラジオグァム店」という名の店舗。
べラジオは大阪に本店を含む19店舗を展開していて、兵庫・東京にも進出している会社です。大阪に住んでいればCMで耳にした事がある方もいると思います。
このグァム店と日本のパチンコ屋の大きな違いは基本的に24時間営業である事！そして今は無きMAXタイプ（1/399）が打てることです！2018年の段階ですが牙狼魔界ノ花MAXが現役で稼働していました。
24時間営業なのでメンテナンスなどはどうしてるのかと思いましたが、毎週木曜の8時～11時までと9のつく日の2時～11時はメンテナンスのため閉店しているようです。
とは言え基本的には24時間パチンコが楽しめる状況。そして日本でも馴染みのある会社が経営しているという事で、とにかく安心して遊戯できるのが特徴。
（台湾では景品交換の時など色々と怪しいところがあるので……）
パシフィックベイホテルというホテルの1階に直結してるのも、お手軽に楽しめて嬉しいポイントです。最近は更新が止まってしまっていますが、気になる方はフェイスブックやTwitterもあるのでチェックしてみてください。
＜詳細＞
https://www.pachinko-guam.com/
24時間営業といえばゲーム！
海外へ行けば24時間営業のパチンコ屋がある！と言われても、実際は「よし！じゃあ海外へ出発！」なんて、近場とは言え海外はお手軽に行けるところではありませんよね。
旅費だけでも取り戻すのが大変そうです（笑）そんな時はゲームで気を紛らわすのも一つの手段。サミー777タウンやななぱちを始め、換金は出来ませんがパチンコ・パチスロを楽しむことは出来ます。
私が若いころはPS2でパチンコ・パチスロのゲームは沢山ありましたが、最近ではそういったテレビゲームではなく、ネットで楽しむのが当たり前の時代になっています。
特に777タウンではサミーの台を中心に、旧機種から最新機種まで幅広く揃っています。ゲーム内のメンテナンスもありますが、基本的に24時間パチンコ・パチスロを楽しむことが可能なので暇つぶしにはもってこいだと思います。
まとめ
やはり風営法がある限り特例を除けば日本で常時24時間営業するのは難しいのが現実です。どうしても24時間パチンコを楽しみたいのであれば、海外かネットゲームで。
ちょっとでも長くパチンコを楽しみたいのであれば、営業時間が長い宮城県で実践してみるのもアリかもしれません。但し近くに住んでいないと打つのは非現実的ですよね。
とは言えパチンコ・パチスロは結構体力を使う遊びなので、実際やってみると13時間営業くらいが丁度いいのかもしれません。
