テレビやネット放送でパチスロ実践を見ていると大勝したりするのを見かけますが、実際ホールへ足を運んで自分が打ってみるとなかなか勝てないですよね…。
良い台を打ってもなかなか結果もでない。そうなると打ち方が悪いのでは?と思うでしょう。それではいったいどうしてパチスロで勝つことが出来ないのか。
パチスロで勝てないのは何かしらの理由があります。パチプロと呼ばれている人たちはその理由を理解している人ばかりです。今回はその理由を考えていきたいと思います。
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パチスロで勝てない理由は何が原因?
パチスロで勝てないのは大きな理由があります。その原因はとても単純なもので「根拠がない台を選んでいる」または「知識不足」とこの2つが主な原因となっています。
また勝てないと思われる理由について細かく挙げてみました。
根拠がない台を選ぶのはダメ
例えば台を選ぶ基準として「もうそろそろ当たりそう」「スランプグラフを見ると上向きになっている」「ココでハマっているから連チャンしそう」「この台は面白いから打とう」などと言った理由で台を選んでいませんか?
逆に「大連チャンしたからこの台ハマる」「ココで連チャンが来なかったからこの台は駄目」「リニューアルオープンだから行ったのに勝てなかった!」などなど、このような理由で台を打たないこともあるでしょう。
実はこのような台の選び方の基準は全て「根拠がない」のが当てはまります。どの台に座っても勝てるのかといわれると決してそういうわけではありません。
もし上で書いたような根拠で台を選ぶのであれば、誰でもパチスロで生活できてしまいます。ですので、まずはこの打つ台の根拠をよく考える必要があります。
また「遊びたい」という考えをしているのであれば、なかなか継続して勝つことは難しいです。勝っているほとんどの人は「遊びたい」という考えを捨てている人が多いです。
低設定しか打っていない
先ほどの「根拠がない台」と同じ意味となりますが、勝てない理由で一番多いのは間違いなくこれでしょう。根拠の台を打つ=低設定台を常に打っている可能性があります。
もちろん低設定でも勝てる確率はあります。ですが言うまでもなく高設定に比べて勝率は圧倒的に低く、長期的な目で見れば確実に負けることになってしまいます。
低設定を打たない為に必要なのは後述しますが、台選びやホール選びとなります。毎日低設定しか打ってないという事は、そのホールには低設定しかない確率が高いです。
そんなホールとは一刻も早くおさらばして、高設定を設置しているホールを探しましょう。設定1でもまぐれのラッキーパンチで大爆発することもあります、特にAT機などですね。
ただ、1度や2度勝ったくらいで気を良くして同じホールに居続けるのは危険です。長い目で見てトータルで圧倒的に負けているのであれば低設定しか打っていない証拠。
ホールを変えて1度のラッキーパンチではなく、長期的な勝利を目指してください。
ホール選びが間違っている
台選び以上に大切なのがホール選びです。なぜそのホールを選んだのか。その理由が重要になります。負ける人のホール選びで多いのが「家から近いから」!
確かに家から近いと手軽にホールへ行くこともできて便利です。…が、そのホールが本当に高設定を使っているか、高設定を使えるほど力のあるホールなのか。
そのあたりをしっかり考えてホール選びをしましょう。いかに角台や導入台数の多い看板機種があったとしても、その店に高設定を使う力がなければ勝つのは非常に困難です。
特に終日大当たりなしなど稼働が悪い店は要注意。稼働がないという事は新台入れ替えの回収も難しくなり、ベタピンで放置という事も多々あります。
また店によって違いますが「出す予定の台」と「出さない予定の台」のメリハリをつけて設定を入れている場合などもあり、適当に台を選ぶのではなく設定が入りそうな台に座る必要があります。
そのためには店の癖を読んだり、設定の入りやすい角台・角2の台を狙ったり、看板機種や新台機種を狙ったりとその店にあった攻め方が必要です。
ですのでホール選びとして「家から近いから行く」という理由、台選びとして「この台は出そう」という根拠で打つ、これは一番最悪です。
何も考えず好きな台をお手軽なホールで打つことは、負ける可能性を飛躍的にアップさせてしまいます。「負けても手軽に楽しめればいい」という方であれば問題ありません。
ですが、少しでも勝ちたいという意欲があるのであれば、下調べを怠らずに少し遠くまで足を延ばしてでも勝てるホールを探しましょう。
ホール選びとして「今日は高設定が入る日だから行く」という理由、台選びとして「この店の癖で今日は502番台が狙い目なので打つ」と、このような台選びがいいでしょう。
それほどホール選びはポイントになってきます。優良ホールを探す場合はサイトセブンなどのデータサイトを使ってみるのもいいでしょう。
<サイトセブンについて>
サイトセブンで勝率アップへ!活用法・スマホの使い方を徹底解説
また例えばサイトセブンで調べて「このお店設定6を使っていて出ている!この店にしよう!」という理由では少し物足りないですね。
過去のデータからまずはどの日が力を入れている日なのか、主にどの機種に力を入れているのか?など詳しいところまで調べるのがおすすめです。
一概にすべてがそうだとは言えませんが、過疎な地元密着型をうたっている小規模ホールよりも、旗艦店など台数が多く稼働率も高いホールの方が「勝てる台」は多く用意されています。
狙い台が取れない場合
特に大型店の大きなイベント日ともなると、オープン前から数百人、時には千人以上のお客が並びます。そうなると当然ですが並び順によって、狙い台に座れない可能性があります。
しかし朝からパチスロを打つ気満々でパチンコ店までやってきて、朝一で引いた抽選番号が悪かったり、並び順が後ろだからという理由で帰るのははっきり言って非常に難しいです。
人間なら誰だってパチスロを打ちたいと思うでしょう。並び順が後ろで狙い台に座れなかった場合にどうなるかというと…とりあえず空いてる席に適当に座ってしまう!
これが結構負けるパターンなんです。そして座ったが最後、空き台がなく移動もできず、台の状況が悪くてもダラダラと打ってしまい大敗につながる事もよくあります。
そうならない為にもやはり台選びは慎重に。もし狙い台が取れないのであれば打つのをヤメて帰るのが一番ですが、熱い日の場合は様子見程度で打って、よくなさそうな状況だったらすぐに帰る、など臨機応変に対応しましょう。
状況がイマイチの場合はスパッとやめて店を変えるなりしましょう。
台の知識がない
必要なのは台に対する知識です。最近はアニメのタイアップ台が数多く登場し「このアニメ見てたから打ってみたい!」といった感じで打つ方も多いかと思います。
アニメに関する知識がいくら豊富でも相手はパチスロ台。必要なのはアニメの知識ではなくパチスロの知識という事を忘れてはいけません。パチスロ台に関する知識も頭に入れておきましょう。
台の知識がないとなかなか勝つことができませんし、継続して勝つ…となると厳しいでしょう。また最悪、ハイエナされて美味しいところを持っていかれるということも考えられます。
天井などのゲーム数や期待値などの情報もしっかり頭に入れておきましょう。AT機などで高設定台の据え置き狙いをするのであれば、前日の最終ゲーム数をデータカウンターでチェックし、ゾーンや天井などと照らし合わせて確認。
また設定変更がされているか?なども把握しておきましょう。逆に設定上げ狙いの場合も同じく、前日の最終ゲーム数や朝一の挙動が大切になります。
昼頃や夕方以降にパチスロを打つ場合は、打ち始めのゲーム数や大当たり確率が大切になってきます。ジャグラーのようなAタイプであれば単純に大当たり確率をチェックし、6号機などのAT機(ART機)ならゾーンや天井を意識した立ち回りが必須です。
そうする事で100%勝つという事まではできませんが、適当に打つよりもはるかに勝率を上げることが出来ます。
また天井狙いなどは関係ないのですが、一番大切なのが設定判別をきちんとしているか?これが大切です。普通に判別をしないで打っているのはダメです。
例えばバジリスク絆ですと源之助BCで設定を判断する、この演出が出れば設定6確定、とかブドウをしっかりとカウントする、など設定を意識して打たないといけません。
もし知識がないのであれば、まずは解析サイトなどで打つ台の知識を身につけてから打つようにするといいでしょう。また最近は解析サイトよりも、動画でライターさんが実践しているので、そこで良く高設定挙動などの解説をしています。
ですのでもし気になる機種があれば、まずは動画サイトなどで楽しみながらその台の挙動などを調べてみるのもいいでしょう。
勝つために誘惑を断ち切ることが大切
パチスロ・パチンコどちらでもそうですが、最新台や超人気台は打ちたくなりますよね。特に最新台はどんな演出があるのか、出玉スピードはどんな感じなのか。
気になることがいっぱいで誘惑だらけだと思います。ですが最新台は情報が少なくチャンスゾーンや天井なども未知数だったりします。情報が少ないという事はそのまま勝率の低下に直結することに。
「最新台を楽しみたい」という場合はもちろん好きなように打つのもいいと思いますが、「最新台を打って勝ちたい」と思っているのであれば、いったん最新台への誘惑は断ち切っておいてある程度情報が出そろってから打つことをお勧めします。
ホール側も最新台だからと言って全て高設定という訳にはなかなかいきません。AT機などは出玉状況だけで設定判別するのは難しいので、一概によく出ている=高設定と言い切れず「〇〇が出れば設定4以上濃厚」「〇〇が出れば6確定」など分かりやすい解析が出てから打つ方が設定判別もしやすくなります。
また「未練打ち」とも呼ばれる行為はやめましょう。ちょっと楽しみたいからもう少しだけ打ってみよう…などではなく、打つ時は打つ、止める時は止める…とメリハリをつけるといいでしょう。
勝つ為の打ち方をしていてもスランプ時期はある
同じ確率のパチンコでもコンスタントに連荘したり大ハマりしたりとさまざまな台が存在するように、私たち人間にも必ずスランプ時期が訪れます。
理由は分かりませんがスランプに陥ると何もかもが悪い方向へと…逆に何を打っても勝ち続ける通称「エンペラータイム」というものもありますが(笑)
例えば単純なAタイプを打っていたとしても、やはりスランプグラフと同じように人間にもスランプ時期があり、いくら打っても何故か勝てない時期があります。
その日それまで設定6の挙動を見せていてもピタリと当たりが止まります。このようにスランプの時期というのは誰でもあり、この時期は辛い時期となります。
スランプが来ても勝つ打ち方をし続ける
世の中には「大数の法則」と言うものがあり、試行回数を重ねる事で確実に理論値へ近づいていきます。つまり大勝が続く事もあれば大負けが続く事もありえるという事。
高設定さえ打ち続けることが出来ていれば、いずれまた確率は収束していくので、スランプ時期はやけになって打ち散らかさず、これまで勝てていたのであれば自分の立ち回りを守ることが大切です。
なので正しい打ち方をしているのであれば、いつかは連勝する日が来るだろう…という気持ちで乗り切るしか方法はありません。スランプを脱出するには兎にも角にも打ち続けることが大事!
もちろん打ち続けるといっても低設定を打つのではなく、高設定台を打ち続けるのが前提の話となりますので、必ず高設定台を打ち続けてスランプを脱出してください。
パチスロで勝てない理由で遠隔操作?
パチスロ・パチンコどちらにも限らず、深いハマりやスランプ時期が続くと「遠隔操作」という言葉をよく耳にします。本当この遠隔操作というのは誰でも耳にする言葉でしょう。
「いくらデータをとって店の癖を読んでも遠隔操作で勝てない」そう思う人もいるかもしれません。では実際どうなのか。はっきり言うと遠隔操作が存在するのかどうか私たちには分かりません。
あるかもしれないし無いかもしれない。そんなあやふやな感じです。しかしこれはあくまで個人的な見解なのですが、私は遠隔操作など存在しないと思っています。
というか「遠隔操作」という言葉自体があまり好きではありません。もし本当に「遠隔操作で勝つことが出来ない」と言っている人がいるのであれば「じゃあ何故パチンコ店に来るの?」と思ってしまいます。
今は昔と違いいろいろと規制も厳しくなっています。万が一本当に遠隔操作をしていて、どこかから遠隔操作の事が漏れたりしたら、それこそ警察沙汰で店だけでなく親会社もただでは済まないでしょう。
そんなリスクを犯してまで遠隔操作するくらいなら、低設定をたくさん入れて回収する方がはるかに安全で合理的だと私は思います。
とはいえ設定1以下の大当たり合成確率のジャグラーでBIG2 REG8のようなデータを見ると、裏基盤を使ってるんじゃないのか……?と疑ってしまう気持ちもわかります(笑)
ですがやはり「遠隔操作は無い」というのが私の見解です。
まとめ
今回はパチスロで勝てない理由をいくつかご紹介しました。ココで書いた以外にもまだ勝てない理由はあるかもしれませんが、主な原因としては根拠がない台を打っているからです。
なぜこの台を打つのか、その理由が明確ではないと勝つことは厳しいでしょう。面白い台なので打つ、などという根拠で打つのは負ける可能性が高くなります。
ホール選びも重要で打つ台とホール選びでその日の勝敗に大きな影響がでるのは間違いありません。なぜその台を打つのか、そのホールで打つのか一度冷静になって考えてみましょう。
またスランプ時期は誰でも訪れるので、とにかく高設定台を打ってスランプを脱出できるようにしたいですね。