みなさんはいつも何時頃からパチンコ屋へ行くことが多いでしょうか?もちろんパチンコ好きなら朝一から終日打てるのが1番嬉しいでしょう。
現実は仕事などもあり終日打てるのは土日祝だけといったところ。社会人の方は仕事終わりに7時や8時など、夜からの実践が大半を占めていると思います。
しかし時間の限られた夜からの実践となると朝から好きな台を打てるのと違い、ちょっと立ち回りを考えて行動しなければ思いがけない「損」をしてしまう事も。
当然ですが勝てないのは原因があります。その原因はやはり台選びとなっていますので、今回は夜からの限られた時間で、実践するのに向いている機種・不向きな機種を紹介していきます。
Contents
夜から打つ場合のおすすめ機種
まずは夜の遅い時間からでも楽しめる機種からご紹介。これから紹介する機種であれば時間の縛りにかかわらず、他の機種と比べてみても比較的安心して遊戯を楽しむことが出来ます。
ただ後述しますが基本的にパチンコを夜から打つのはリスクが高いですのであまりお勧めできません。
羽根物のパチンコ
私が夜からの実践で1番おススメしたいのはこのハネモノ!羽根物は設置店舗は少ないですが、夜から打つ場合は一番お勧めで、釘が良い状態なら夜からでも打つ価値はあるでしょう。
個人的にハネモノがもともと好きだというのもありますが(笑)ハネモノの良さはやはりそのシンプルさです。リーチなど無く玉がVに入れば当たって玉が出てくる。
基本的に確変や時短は無く全てが単発。まさに閉店間際にはもってこいのスペックとなっています。確変や時短が無いので閉店間際まで打っていても安心できるのも良い点。
店員さんに「その当たり消化したら終了で」と言われるだけで、確変の取りこぼしも一切なく安心してギリギリまで打っていられます。ただハネモノについてもなかなか良い釘の台はありません。
また寝かせなどによっても台の良さが変わりますので、羽根物は釘だけではないので覚えておくといいでしょう。
ハネモノのような確変機には注意
最近は犬夜叉やダイナマイトキング沖縄などハネモノと似た作りの確変機や、餃子の王将のような保留連付きの一発台もあります。
これらの台は一見ハネモノと似たように見えますが確変機と同じように連荘性能を搭載しています。中でも犬夜叉は右打ち中も消化にかなり時間がかかるので注意が必要です。
ハネモノは基本的にCR機などとは別にハネモノコーナーが設置されている事が多いのですが、これらの台もよくハネモノコーナーで一緒に並べられているので始めてみるハネモノを打つときはしっかりとスペックを確認しましょう。
確率が良い台(甘デジ)がオススメ
最初に紹介するのはここ数年で一気に頭角を現した甘デジ!少額で手軽に当たりを楽しめる事もあり、大半のホールでは甘デジコーナーが作られています。
甘デジ人気にあやかって様々なメーカー・機種がミドルスペックやライトスペックだけでなく、甘デジスペックも用意してくれるのは嬉しいですね。
時間が無くて1/319のミドルを引き当てるのは時間的にも難しい…そんな時には当たりやすい甘デジで勝負。
基本的に甘デジは出玉が少なく時短の回数も少ないスペックが多くなっており、その点でも短時間の勝負に向いていると言えるでしょう。
代表的な甘デジの機種と言えばやはり海物語シリーズ!一番のおすすめは大当たり確率が1/89.8のCRAスーパー海物語SAE5…と言いたいところですが…
この機種は2017年1月導入と古い機種になっているため設置台数が少ないので、今回おススメするのは「CRAスーパー海物語IN沖縄4 Withアイマリン」です。
スペックは1/99.9でST5回転+時短20or45or95回転となっています。なかなか大連荘するようなスペックではありませんが、海物語ならではの通常時・時短での早い消化スピードもあり短時間勝負にはおススメです。
また、5%ですが16Rもあるのでまとまった出玉も期待できます。ただ当然ですがボーダー以上回る台でしか勝負をしてはいけません。
またこの甘デジのデメリットとしては、やはりボーダー以上回る台は甘くなってしまうので、どの店も辛い釘調整となりがちになっています。
ですのでボーダー以上回るような台を見つけるのはとても苦労します。319は程よく回るけど、甘デジは回らない…というのは良くある話ですね。
おススメできない甘デジもある
短時間勝負なら甘デジがおススメなのですが、甘デジならどんなスペックでも良いという訳ではありません。例えばミドルスペック導入後に甘デジでも登場した究極審判。
この機種は甘デジながら継続率が約85%となっており、一度右打ちに行くと10連荘以上続く事も珍しくありませんが、打つときに気を付けてもらいたいのが賞球数です。
ライトミドルで大人気となっているシンフォギアで例えるとライトミドルでは1ラウンドあたり14個×7Cなのですが、甘デジでは7個×10Cとライトミドルに比べて消化するのに時間がかかってしまいます。
究極審判でも賞球数は7個と少なく設定されており、右打ちのラウンドは350発弱だすのに10Rと大当たり消化に時間がかかってしまいます。
アタッカー周りが絞められている台だとさらに時間がかかってしまうので、閉店時間が迫っている時にはあまりおススメできない機種になっています。
それ以外でも花の慶次などロングST機はミドルスペックと変わらないくらい消化に時間がかかるので、時間がない時には避けるようにしましょう。甘デジでも時間効率の良い台を選ぶのがポイントです。
高純増の6号機
現行機種で最速とされているのが純増8.0枚のリゼロこと「Re:ゼロから始める異世界生活」になります。また、年内には純増9.0枚と言われるルパン三世やリゼロと同じく純増8.0枚のサラリーマン金太郎MAXが登場予定!
みなさんもご存知の通り6号機は2400枚の払い出しが上限になっており、そこに達すると強制的にボーナスは終了してしまいます。しかし消化スピードが速いのでこれらの台であればあっという間に2400枚の払い出しが期待できます。
純増8.0枚という事は単純計算で約300回転回せば2400枚に到達することに。時間で言うと打ち手にもよりますが約20分ほどでしょうか。つまり天井までかかる時間+約20分の余裕があれば、AT機であっても6号機なら安心して打つ事が出来ます。
基本このような台は天井近くで捨てられている台を狙うことですね。ハイエナです。リゼロを始め6号機の場合はAT後即ヤメ出来るという点でも、閉店間際の遊戯に剥いていると言えます。
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パチスロでハイエナのコツってある?基本を知れば勝率アップ?
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高設定台のAタイプ
パチンコで打つ台がない場合はAタイプのパチスロ台も視野に入れておくといいでしょう。夜からの実践でスロットを打つならAT機ではなくノーマルAタイプがおススメ。
というより、基本的に閉店1時間を切ったら選択肢はノーマルAタイプ一択になります。おススメはやはりジャグラーシリーズ。設定を入れているホールもそこそこあります。
また完全ン告知機ですのでボーナスフラグが成立すると即告知してくれるので、最短時間でゲームを消化する事が出来ますし、ボーナスが取り切れないということはありません。
ただ高設定台しか打ってはいけません。微妙な確率の台は座るだけ無駄ですので、夜から打つ場合は「まず設定5・6だろう」というような確実性の高い台に絞って打つようにしましょう。
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ジャグラーで高設定狙いや後ヅモ狙いで大切なことは?
夜から打つのに適していない台は?
続いては夜からの実践で避けなくてはいけない立ち回りです。だいたい基本的な事ですが、この基本をしっかり守っていなければ痛い目に合ってしまうので、復習も兼ねて確認していきましょう。
大当たり確率の低い機種を打つこと
もう流石にMAX機を見かける事は無くなってしまいましたが、MAX機やミドルタイプのような当たりにくい台を閉店前に打つのは絶対にやめておきましょう。
理由は単純明快!確変や時短を取り切れない可能性があるからです。ハッキリ言って閉店前にミドルタイプで当たりを引けても、焦る気持ちばかりで楽しむことが出来ません。
そして何故かそういう時に限って確変中にハマったりするんですよね。ただし確変持越しが可能なホールで、自分が翌日の朝一から来れるのであれば確変持ちこしを前提に打ってみるのは良いと思います。
あとは潜伏と思わしき台があった場合であれば、取り切れないのを覚悟して運試しで打ってみる程度でしょうか。
兎にも角にも何もない平打ちの状態で、閉店前にミドルタイプなどを打つのは取り切れない可能性が大きいので、ハイリスクローリターン!負ける可能性がかなり大きくなってしまいます。
なので確変持越しの出来るホール以外で閉店間際に打つのはやめておきましょう。
換金差が大きなお店は微妙かも
パチンコ台ではなくホールの話となりますが、パチンコの言葉で「持ち球遊戯」という言葉があります。これは等価交換のホールでは全く関係ないのですが、換金差があるホールだと勝つ為には持ち球遊戯の比率が重要となります。
理由は単純で換金差があれば「現金投資」は条件的に不利となりますよね?等価交換ですと換金差がないので関係ないのですが、換金差があれば現金投資は不利となります。
持ち玉比率とも言いますが、ということはいかに早い大当たりで「持ち球」で打つ時間を長くするべきか、というのが期待値を高くする為のポイントでもあります。
ですので換金差が大きなお店での現金投資は時間的に夜からですと不利な傾向となります。大当たりをしても打つ時間が少ないというこも関係があります。
最近は会員カードによって貯玉が可能でそのまま手数料なしで利用可能、というホールが増えてきているので問題ないとは思いますが、貯玉に制限があるホールだと考えて打つべきです。
AT機などのパチスロ機はスルーで
スロットについて6号機の高純増の機種はおススメしましたが、それとは逆に出玉速度が緩やかな5号機のAT機・ART機はおススメできません。6号機と5号機の大きな違いは出玉に上限があるか無いか。
6号機は瞬間的な破壊力はありますが2400枚以上出る事が無いのに比べ、5号機は瞬発力が無い代わりに出玉制限無く上乗せすればした分だけダラダラと出続ける感じです。
遊戯時間に余裕があれば好みによって打ち分ければ良いのですが今回のテーマは「夜からでも打てる機種」について。そのテーマ的に時間をかけて大量獲得を目指す5号機は,閉店前に打つには向いていない機種と言えます。
ただ、天井が近くすぐに当たるような場合だと打ってもいいかもしれませんが、それでも閉店1時間半前ぐらい打つ時間として欲しいところですね。
なぜ夜から打つのはリスクが高いのか?
夜から打つ場合はリスクもあると書きましたが、理由としては期待値が関係しています。期待値の考えで基本は「すべて取り切った上での計算」となっているからです。
例えば先ほども紹介しましたが、確変やATは取り切れない場合期待値は下がってしまいます。確変が継続して閉店になって確変をそのまま残して帰った、というのは勿体ないですよね。
スロットのケースですと1番わかりやすい例を出すと1/8192!色々な機種で使われるこの確率ですが、やはり一番最初にピンとくるのはミリオンゴッドのGOD揃いではないでしょうか。
ゴッド凱旋でこのGOD揃いを引くとAT5セット以上が確定します。1セット100Gなので500Gは確定する事になりますね。まずこの時点で閉店間際だと消化する事が出来ません。
さらにここから上乗せなどもあるので、ますます全て消化するのは難しい状況に…ちなみに神々の凱旋のGOD揃い期待値は最低約1500枚~2000枚超えともいわれています。
もちろんそのGOD揃いを起爆剤にして爆発する事も十分あります。しかしそれはあくまで全て取り切れた時の期待値なんです。それが取り切れないとなると期待値はガクッと下がる事になります。
そうなれば勝率も落ちる事は言うまでもありません。全て取り切れない場合は期待値も下がる、それだけは忘れず時間に余裕をもって立ち回るようにしましょう。
ですのでパチンコもそうですが、パチスロも天井狙いなどは時間を考えて攻めなくてはいけません。
まとめ
ここまで夜からの立ち回りについて紹介してきましたが、やはり夜からの立ち回りは色々と制限されてしまう事に…しかし立ち回りをしっかりすれば夜遅くからでも打つことは可能です。
パチンコを打つなら甘デジがハネモノ。パチスロを打つならノーマルAタイプか高純増機(6号機)、あとは潜伏やスロットの天井間際なども候補に入れておくといいでしょう。
よっぽどおいしい場面以外ではミドル機や5号機のAT機には手を出さないようにしましょう。基本的には夜から打つのはかなり慎重になって打たなくてはなかなか勝てないです。